惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

台風一過

2010-08-12 20:44:08 | 日記・エッセイ・コラム
 台風4号は日本海を東進し、東北地方に上陸。我が家の付近では、風が強かったことと、一時、やや強い雨が降ったぐらいで大したことはありませんでした。

Typhoon1008 夕方には雲の隙間から日も差し、少し心が躍る感じ。まだ黒い雲が残っている空が何ともダイナミックでした。

 このまま空が晴れてくれば、今夜はペルセウス座流星群が見られるかな。楽しみにしています。


コンサートのご案内

2010-08-11 21:14:51 | アート・文化
 台風4号の影響で朝から南風が吹いて、晴天だけど少し不穏な空模様。日差しはめちゃくちゃ強いんですけどね。
 夕方は恒例の市民プール。オープンしてからひと月経ち、毎日のように泳いでいると水がしっくりと馴染んできます。泳げる距離も、最初の頃の700メートル内外から1000メートルぐらいまで伸びました。夏の恵みを受けていると感じます。

 まだまだ先のことですが、この秋、息子のピアノリサイタルがあります。

     ======森下唯ピアノリサイタル======

  • 日時 : 2010年10月30日(土)13時30分開場、14時開演
  • 会場 : 東京文化会館小ホール
  • 曲目
    アルカン:悪魔のスケルツォ 作品39/3
    アルカン:3つの大練習曲 作品76
     * * *
    シューベルト:ピアノソナタ第21番 変ロ長調 D960  ほか
 入場券(一般 4000円、学生 3000円)は、東京文化会館窓口、イープラスでお求めできます。またこちらからメールをいただければ、郵送もいたします(代金は郵便振替になります)。
 なにとぞよろしくお願いしますm(__)m

立秋を過ぎて

2010-08-09 20:33:55 | SF
 少し季節が変わりましたかねぇ。
 週末のSF大会の間に、暑さが一段落したみたい。今日は時おりパラついてしのぎやすい一日でした。

 以下に、ツイッターでつぶやいたSF大会報告を貼り付けてみます――

SF大会では、お声のかかった企画出演のためほとんど他の企画が観られませんでした。オープニング&クロージングの他に2日目午後の「SF学を復興セヨ!」ぐらい。

「SF学を復興セヨ!」の出演は、豊田有恒・井口健二・瀬名秀明・八代嘉美の皆さん。学問・研究とSFとを統合することが必要ではというのがテーマで、この話になると出てくるのが小松左京さん。小松さんの話題がかなりの部分を占めました。

1970年の国際SFシンポジウムのことも取り上げられ、瀬名さんは「今こそ、日本で2回目の国際SFシンポジウムが必要!」と力説。この件の今後が注目されます。

ディラーズルームをうろついていて入手したのが「さらば 志水一夫~7つのペンネームと1つの文体を持つ男」。昨年、亡くなられた「と学会」会員でサブカルライターだった志水さんを追悼するファンジンです。

これに志水さんのご自宅内部の写真が掲載されているのですが、想像を絶する本の山……というか、積みあがった本の山地と渓谷の光景に絶句。溢れる本のため、志水さんの棺もご自宅に入らなかったとか。大会いちばんのショックでした。

ちなみに、4万3000冊にのぼると見られる志水一夫さんの蔵書は、明治大学の「米澤記念図書館」に寄贈されるそうです。米澤嘉博さんのマンガ学と志水さんのオカルト関連学が合体した図書館って …… !!!
 などとつぶやいていたら、「SF学を復興セヨ!」の司会をなさった八代さんからリプライがあり、
「企画の意図は「生命科学への過信」「生命科学への不信」へのひとつの答えとして、「SFの想像力」を導入したビジョンを導入したい、ということがあります。今回はリアルタイムで「未来学」勃興当時を知る人たちへのヒアリングを意図しました。
 とのことでした。
 こういうコミュニケーションが簡単にできるのはツイッターのありがたいところ。

週末はSF大会

2010-08-05 21:22:01 | SF
 今度の土日は第49回日本SF大会TOKON10。会場は江戸川区のタワーホール船堀です。
 私も企画参加のために準備を進めています。7日(土)午後3時からの「東京SF大全を踏まえてSF評論の意義を問い直す」と、8日(日)朝9時半からの「SF創作講座」。しかし、暑いのでなかなかはかどりません。
 今度のSF大会はとっくに定員いっぱいとなっていたのですが、ホールの別会場にキャンセルが発生したため当日受付枠ができたそうです。詳しくはこちらを

 〈ナンクロメイト〉9月号、発売中。担当の新刊案内ページで次の3冊を取り上げています――

  • 豊田有恒『世界史の中の石見銀山』(祥伝社新書)
  • 大橋博之編著『日本万国博覧会パビリオン制服図鑑』(河出書房新社)
  • 米澤嘉博『戦後エロマンガ史』(青林工藝舎)
 どれも興味深い本ばかりですが『戦後エロマンガ史』は、故人となった著者が編集者として業界に関わった部分もあったりして、すごい情熱を感じます。資料としてもこの上なく貴重。

黄金蜘蛛の食事

2010-08-03 21:06:09 | 動物
 今日も暑かったけれど、湿気は昨日までほどではありません。夕方、野川を散歩する際には、風を爽やかに感じました。

Koganegumo1008 その時に見かけたのが、これ。クモの嫌いな人には申し訳ありません。
 ナガコガネグモでしょうか。餌食になってしまったのはドウガネブイブイ? 糸でぐるぐる巻きにされ、白く見えます。

 力の強い甲虫を捉えるわけですから、コガネグモの網は強力なんですね。
 子どもの頃は、網を棒の先に絡ませ、トンボをくっつけたりしましたっけ。