今日も市民プールへ。
どうやら依存症のようです。夏季限定。季節性市民水浴場依存症。
治療のために900メートル泳ぎました……といっても、はたしてこれが治療になるかどうか。
どうやら依存症のようです。夏季限定。季節性市民水浴場依存症。
治療のために900メートル泳ぎました……といっても、はたしてこれが治療になるかどうか。
今日のスレテオグラムはヘクソカズラ。可愛い花が咲き始めました。
ひどい名前の由来は、花や葉をちぎったり、潰したりした時に出る臭いにありますが、この悪臭の元凶はメルカプタンという揮発性のガスなのだそうです。
最近入手した多田多恵子『したたかな植物たち』(SCC、初版2002年)によると――
- 葉がちきられたりして細胞が傷つくと、細胞中に含まれるペテロシドという硫黄化合物が分解してメルカプタンを生じ、独特のにおいをまき散らすのだ。
このペテロシドという成分は、昆虫が嫌う成分(忌避物質)として機能する。ヘクソカズラはこれを植物全体に大量に蓄えているので、葉を食べたり茎の汁を吸ったりする虫もなかなか寄りつかない。
くさい臭いは自分を守る化学物質のせいだったのですね。
ただ、このペテロシドをものともしない虫もいるようで、私が見た時にはたくさんのアオドウガネ(コガネムシの仲間)がヘクソカズラの葉っぱを齧っていました。