惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

重力波

2016-02-12 20:29:12 | サイエンス

 朝刊を手にしてびっくり。ついに観測に成功したんですね。

 あることは間違いないと、誰もが信じていたんじゃないかな。いつ、その証拠をとらえるかだけが問題だった。

 国立天文台三鷹キャンパスが毎年、秋に構内の見学をさせてくれますが、それで何年か前、重力波望遠鏡・TAMA300があることを知りました。
 しかしTAMA300はレーザー光が飛ぶ距離が300メートル。今回のLIGOは4000メートル。13倍もの規模があります。これだけのものでないと検出不可能だったということなのでしょうか。

 それにしても重力波の源がブラックホール同士の合体だったとは。
 どんな子どもが生まれる?


「渚のうわさ」

2016-02-11 20:33:42 | 

 寒さがゆるんだようで、夕方、ニット帽もネックウォーマーもなしで散歩しましたが、それがかえって気持ちいいぐらい。春が近いと感じられ、なんだかウキウキ。

 オジさんの趣味として、小さい頃から聞いた昭和歌謡が大好きなんですが、中でもジャパニーズ・ポップスといいますか、プロの作詞・作曲家がつくったメロディアスでリズミカルなものがお気に入りです。

 昨日はなぜか橋幸夫さんが歌った「恋と涙の太陽」だとか、「チェッチェッチェッ」だとか「雨の中の二人」なんぞを口ずさんでいました。

 今日は弘田三枝子さんの「渚のうわさ」と「枯葉のうわさ」。筒見京平さんの名曲です。2曲まとめて、昭和歌謡の最高峰といってみたい気さえするほど。
 発表は1967年ということですから、作曲家デビューして2年目。私は高校1年の時だったんですね。どちらもそれほどヒットはしませんでした。

 ちなみに作曲家としてのデビュー曲「黄色いレモン」も、出だしはくちずさめます。藤浩一と望月浩の競作でしたが、私は望月浩さんの方で聞いたのかな。藤浩一は子門真人さんのかつての芸名だとか(今まで知りませんでした)。

 作曲家としての名前を意識したのは、オックスの「ガール・フレンド」で。そこから逆に、「渚のうわさ」と「枯葉のうわさ」も同じ人の曲だったのかと感じ入ったのではなかったでしょうか。
 私がいうまでもなく、歌謡曲界きってのメロディーメーカー。文句なく素晴らしい。特に初期の、南沙織の曲あたりまでが大好きです。


大犬陰嚢

2016-02-10 20:55:15 | 草花

 「なんじゃこりゃ」と言いたくなるような議員さんや大臣さんがいっぱいいて……。

 風は冷たいけれど、陽射しはかなり強くなりました。やはり、今は「光の春」。

 野川の岸にはオオイヌノフグリが咲いています。この時期のお約束ということで、写真を。

 ふたつのオシベがまるで猫の瞳のように見えています。青い猫。
 名前は犬がらみなのに、猫を連想してしまうのも、また楽しい。

 こんな寒い時期に1~2日しか咲かず、しかも日が陰ると閉じてしまう。それでも種がたくさんできるのは、自家受粉が得意なせいだとか。たくましい草です。


ミニ温室

2016-02-09 20:43:31 | 園芸

 プランターに木の枠を取り付け、ビニールシートで覆ってミニ温室を作っています。大小2つあって、大きい方ではイチゴ、小さい方ではホウレン草を栽培中。

 もちろん寒さ対策ではありますが、問題はむしろ、日中、陽が当たっている時の高温。
 いったいどれくらいになるものか、小さな寒暖計を入れて計ってみました。
 今日の午前9時半の時点ですでに40℃を超えていました!

 放置しておくとさらに高温になりそうなので、カバーをめくって換気しました。写真は32℃ぐらまで下がったところ。

 緑の葉っぱはイチゴ。温度計の横に据えた白いポットにはレタスの種を蒔いてあります。発芽適温は10~22℃ということなので、これでもまだ温度が高すぎますね。もう少しカバーの隙間を広げて、外気をさらに入れなければ。

 こうやって、日が当たっている間は換気し、翳ってくると密閉するようにします。家の軒先やベランダならではの世話。
 春の気配が濃くなれば、温室は不要になるので、あと少しの間だと思います。


メロゴールド

2016-02-08 20:33:06 | 食・レシピ

 美味しいですね~。最近、初めて食べました。
 グレープフルーツの仲間だけど、苦味がなく、さっぱりとした甘み。ジューシーでいて食べやすい。袋を手で剥いてパクパク食べました。

 1986年にアメリカで誕生したそうです。交配の仕方に「4倍体グレープフルーツ×ポメロ」とか、「(グレープフルーツ×ブンタン)× ホワイトグレープフルーツ」とか、「オロブロンコ×ホワイトグレープフルーツ」とか、「ブンタン×グレープフルーツ」とか、あれこれあってわかりにくいのですが、要するにグレープフルーツとブンタン(ポメロ)をかけ合わせてつくったオロブロンコ(スウィーティー)に、さらにグレープフルーツをかけてつくった品種のようです。

 これからブンタンが出てきますが、味は対照的で良い勝負。
 ブンタンはパリパリした心地よい食感とさわやかな苦味が持ち味。メロゴールドの甘みはもっと幅広い層に受けるかも。値段もどっこいどっこいかな。
 郷土産品ということで、私としてはブンタンを応援したくなりますが、このメロゴールドも時々は食べたいものです。