惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

3.11

2019-03-11 21:09:41 | ひと

 8年目の3.11。
 体験した人すべてにそれぞれのドラマがあったこと――今もあることを、ますます痛感しています。
 「日本は防災国家にならなければならない」というのは、亡くなった小松左京さんの言葉。どんどんその意義が高まっていると思います。

 ヒヤシンスの小さな鉢を室内に取り入れました。

 小さな花なのに、なんと匂いの強いことか。

 夕食後、ちあきなおみが昭和の歌謡曲をカバーしたCDを聴いていて、その中に入っている「あなたのすべてを」は、もともと誰が歌ったんだっけという話になりました。
 尾崎紀世彦やグラシェラ・スサーナなど多くの人がカバーしていますが、作詞作曲した佐々木勉さんが吹き込んだのが最初。佐々木さんは「星に祈りを」や「別れても好きな人」といったヒット曲を作り、46歳で没。

 なのですが、亡くなった日を見て驚きました。1985年3月11日。今日は命日だったのです。なんという偶然。
 川瀬泰雄さんのこんなエッセイもあります。


WIN5

2019-03-10 21:39:38 | ギャンブル

 今日の中央競馬。先週のWIN5で的中者がいなかったため、4億6000万円あまりが今週へ持ち越しとなり、配当に上乗せされるというので、大変な話題に。
 当たれば普段以上に大きくなるため、馬券を買う人が殺到。売り上げが23億円を超えました。その中には、私の1票ぶん(100円)も入ってます。

 賞金総額がとんでもなく膨れ上がったのですが、今日のWIN5は的中馬券が2種類になるという、さらに珍しい事態に。5レース中の1つ――阪神競馬場での「フィリーズレビュー」で、同着2頭が優勝となったのです。

 配当はどうなるのか、興味津々で見ていたら、約20億円の払い戻し金を2等分し、それぞれの当り馬券数に応じて分配するということだそうです。
 で、的中101票の「5>6>1>1>12」が1028万2010円、的中648票の「5>6>1>6>12」が160万2650円となりました。けっこうたくさん当てる人がいるんですねえ。

 漫画家の砂川しげひささんが亡くなられたとか。享年77。
 私が大学生の頃デビューされたので、もっとお若いのかと思っていました。20代なかばでのデビューと、漫画家としては遅かったので、意外とご高齢になられていたように感じます。
 デフォルメされた単純な線の絵でしたが、めちゃくちゃ上手いと感心していました。特に『寄らば斬るド』など、初期の時代ものマンガに登場する女性の色っぽかったこと。
 巡り会えたことを嬉しく思う漫画家さんの一人でした。どうもありがとうございました。


確定申告終了

2019-03-09 21:32:27 | 季節

 e-tax は結局ダメで、紙の書類を提出しました。

 青色申告会に問い合わせると、「ウチで登録したとすれば、こうなります」という暗証番号の候補を教えてもらいました。作成のルールがあるらしく、それを私に適用すると出来る番号だということです。
 それで国税庁のサイトにチャレンジしてみましたが、やはり受け付けてもらえませんでした。がっくり。

 こうなると、あとは暗証番号の再申請ということになりますが、それをやっていると今年の申告には間に合いません。来年、挑戦することにして、今回は紙の書類を作成しました。

 で、午後、隣町にある青色申告会事務所に提出。
 土曜、日曜と税務署はお休みですが、ここは、この時期、休日返上で相談や申告書の受付をやっています。とてもありがたい。
 税の申告が終わると、肩の荷が下りてスーッとします。この重荷を月曜まで持ち越すことは考えられませんでした。

 写真は近所の大寒桜(オオカンザクラ)。

 申告を終えて帰宅した後、散歩に出かけた途中で撮影しました。

 今はマンションが建っていますが、かつてはメイ牛山のハリウッド化粧品の工場があった場所。このあたりでは「ハリウッドの桜」として有名です。

 この桜が咲くと、春はもうすぐです。


電子申告

2019-03-08 21:26:48 | デジタル・インターネット

 所得税の確定申告をネットでしようとして、苦戦中。せっかくマイナンバーカードを作り、カードリーダーも買ったのだから、成功させたいんだけどなあ。

 国税庁のホームページで申告書類を作る準備はできました。
 で、ホームページへ行って、「e ‐Taxで提出する」という選択をしました。
 まずは事前準備が必要だということで、カードリーダーをつなぎ、マイナンバーカードを差し込んで認証してもらおうとしました。すると、カードを交付してもらった際に使った2つのパスワードが必要だというのです。
 「え? そんなの覚えてないよ」
 ということで、閉庁まぎわの市役所に駆けこみ、パスワードを登録しなおしてもらいました。

 これでできる、と思って、パソコン操作を続行。すると、今度は利用者識別番号と暗証番号が必要だといいます。ややこしい。

 実は、数年前、所属している青色申告会から勧められて、電子申告を委託したことがあったのです。私が作成した申告書類をもとに青色申告会が代行してくれるというので(ノルマがあって何人か確保しなければならないというようなことでした)、じゃあということで、やってもらいました。
 そのため利用者識別番号は取得しています。が、同時に使用する暗証番号がわからない。昔のことだし、自分で設定したのかどうかも、おぼろ。

 ということで、頓挫しかけています。今年は無理かも。

 〈ナンクロメイト〉4月号、発売中。担当している新刊紹介欄で次の3冊を取り上げています――

  • 湯川れい子 『女ですもの泣きはしない』 (KADОKAWA)
  • ジェームズ・M・バーダマン+里中哲彦 『はじめてのアメリカ音楽史』 (ちくま新書)
  • ピーター・ゴドフリー=スミス 『タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源』 (みすず書房)

 この雑誌では牧眞司さんもブックガイドをしていて、今月号で亀和田武さんの『雑誌に育てられた少年』(左右社)を取り上げています。これは、牧さんがやらなければ私がやりたかった。
 この本は亀和田さんの「雑文」オールタイムセレクション。幅広い年代の文章が収められています。


米ぬか

2019-03-06 21:01:06 | 通販・買い物

 日曜日に書いたように、月・火(4~5日)と高知に帰ってきました。

 月曜、朝、家を出て羽田までは雨にたたられ、リムジンバスを利用するしかありませんでしたが、高知に着いてからの2日間は天候に恵まれ、なんとかスケジュールをこなすことが出来ました。

 ふるさとはやはり人と人との距離が近いことを痛感します。ありがたい場所です。

 昨夜、帰京。今日は溜まっていた雑用のあれこれを片付けているうちに、一日が終わってしまいました。

 ひさしぶりに市民農園に出かけ、名人と話をしていたら、近くの米穀店で安く米ぬかが手に入ることを教えてもらいました。
 米ぬかを肥料に使ってみたいと思っていたので、渡りに船の情報です。
 いったん帰宅し、さっそく出かけてみました。

 店に入り、出てきた女性に「米ぬか、わけていただけますか?」と訊くと、「どれくらい?」と、問い返されました。
 決まった量が袋に入っているのだと思っていたので、ちょっとドギマギ。「えっと、それでは1キロばかり」と言うと、店の奥の精米機と思しきものから、ポリ袋にドッと注いで計量。
 「2キロになりましたが、よろしいですか?」
 「あ、はい。けっこうです」
 「200円になります」

 財布の中の100円玉を探しながら、「ここ、市民農園で一緒の方に教えてもらったんです」と言うと、店の人は「そうですか。100円でいいです」。気前よくまけてくれました。
 米ぬか2キロ100円は安いですよねぇ。感激。

 明日にでも、庭の隅の堆肥に混ぜて、肥料を作ってみようと思います。