goo blog サービス終了のお知らせ 

金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

突然の足の筋肉痛にびっくり

2021年02月27日 | 健康・病気
 今週火曜日に軽い山登りに行った後、左足上部外側の筋肉が痛くなり、困っています。昨日とある整体院に行き、診てもらったところ、坐骨神経痛ではないけれど放っておくと坐骨神経痛になるかもしれませんと脅かされて?暫く治療に通うことにしました。
 セールストークには「サクセスストーリー」と「ホラーストーリー」があり「ホラーストーリー」の方が訴求力が強いということは、私もプレゼンテーション勉強会で話をするのですが、整骨院のホラーストーリーは迫力ありますね。
 もっともその整骨院は理論的で治療もちゃんとしていて怪しいところはないと私は思っています。
 足が痛くなった直接の原因は、筋肉に軽い違和感を感じていたにも関わらず、運動療法だと屁理屈をつけて山歩きをしたことだと私は考えています。
 でも軽い違和感は整骨院に言わせると、反対側右足の踵が硬くなっていることが原因で骨盤が硬くなっていることからきている、ということです。
 またそのようなことが起きる原因としては、深い眠りが取れていないことにもありそうだ、と整骨院は診断しました。深い眠りが筋肉を再生し修復するそうです。確かに昔より熟睡する時間は減っています。
 体力・気力が充実している→スポーツで体を動かす→良質のたんぱく質を取る→熟睡する→筋肉を再生し疲労物質・老廃物を排出する→体力・気力が充実する
というポジティブなサイクルを回したいのですが、コロナで在宅時間が長くなり、机に向かってパソコンを叩いている、筋肉が硬くなるなどと世の中には、理想のサイクルを妨げるものが色々あるこの頃ですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人間ドック、結構混んでいました

2020年11月11日 | 健康・病気
 昨日(11月10日)西東京市の佐々病院で人間ドックを受けました。
 人間ドックを受けるのは2年ぶりなのですが、予想外に混んでいたので少々びっくりしました。新型コロナの影響で人間ドックや健康診断の受診を控えていた人が受信を始めた(私もこの口ですが)のか?と思い看護師さんに聞いたところ、コロナの影響で健康診断を止める病院が増えているので、混んでいるのかもしれないということでした。
 この病院の対応を見ていると「感染防止のため待合室の椅子を一つ置きにして密を避けている」「各種検査で受信者が座った座席などをすぐ滅菌消毒している」ことが分かります。これらの感染防止対策を実施するには「受付や待合室にスペースの余裕が必要」「受信者の誘導や消毒のために平常よりスタッフの数が必要」ということなのです。つまりこれまで小規模のクリニックなどで健康診断を行っていたところは健康診断の実施が難しくなっていると思われます。
 これは私の推測ですが「人間ドックは病院にとって儲かる仕事」だろうと思います。コストの高い医師の関与が少ない割に高額の報酬を得ることができるからです。また検診結果によっては、患者を囲い込むことも可能です。変な言い方ですが。
 もし健康診断や人間ドックが医療機関にとって美味しいビジネスであるとすれば、新型コロナの影響で健康診断等の機会を失っている小規模の医療機関には更に逆風が吹いているのかもしれませんね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コロナ対策ワクチン・治療薬開発を応援しよう

2020年06月18日 | 健康・病気

東京では明日(6月19日)から大規模なイベントを除いて、飲食店などの自粛要請は全面的に解除されます。

一方東京都の関係者によると今日新たに41名の人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。一日の感染者が40名を超えるのは今月15日以来のことです。社会的・経済的な活動はコロナ前に戻りつつありますが、ワクチンや治療薬が開発されるまで安心することはできません。

外食や旅行ができずにセーブしたお金があればその一部をワクチン・治験薬の開発支援に寄付してみませんか?

コロナリスクのない明るい社会を取り戻すことを目指して。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

喀血治療に取り組む(5)~根本治療

2020年03月11日 | 健康・病気

昨日喀血の(おそらく)根本治療を終えて退院した。喀血治療については過去何度かエントリーしているがこれをもって最後となることを強く望んでいる。

さて最終治療は出血元となっている右肺の肺葉の一部を削除するというものだった。

実は昨年秋に喀血を止めるべく、カテーテルで肺の血管の一部に栓をする「塞栓術」という施術を行ったが、期待通りに行かなかった。塞栓術については期待通りにいかない場合が2割くらいはあると聞いていたのでそれ程の失望感はなく、根本的な治療に取り組むことにした。

今回の手術の前に執刀医の先生に病名を確認すると「気管支拡張症です」という返事が返ってきた。昨秋の「塞栓術」の時の病名は「喀血」だったと記憶している(「喀血」というのは病名ではなく、症状の一つではないか?という違和感が残っていた)。気管支拡張症という病気については原因・症状・治療方法等が多様でイメージが掴み難いが、以下の説明から手術に踏み切ることにした。

  • この気管支拡張症は細菌性のものではないと思われる(最終的には摘出した組織の一部を培養し菌の有無を判断する)。よって炎症や癒着を起こしている部分を削除することで喀血を止めることができる可能性が高い。
  • この喀血について根本的な治療を行わず、止血剤等で対症療法的な治療を続けている場合、大量出血を起こす可能性を否定できない。
  • 今回摘出する肺葉は既に石灰化等で機能していないので、削除しても肺活量が減少する等の機能面の影響はほとんどない。
  • 手術は全身麻酔で胸腔鏡+一部開胸で行う。

執刀医の説明後インターネットで調べたことなどをまとめると次のようなことだろうという結論に達した。

  • 気管支拡張症の手術で治療しているケースは少ない。これは非細菌性の気管支拡張症が少ないことによるのかもしれない(素人考え)。統計的に手術の成功確率を判断するにはデータが少ない気がするが、手術即失敗(大量出血による死亡等)という例はなく、また手術による完治実績も良好なので「リスク・リターンは妥当」と判断した。
  • 体力が低下する将来手術するよりも比較的体力がある現在手術を行うのが適切である。
  • 今回手術を行う複十字病院は呼吸器の専門病院で気管支拡張症の手術実績も多い。執刀医の先生については過度に楽観的でもなく、きちんとした説明をしてくれたので信頼できると判断した。

以上のような判断から3月3日に手術を行い、昨日退院した次第である。

現在手術後の痛みはなく、日常生活に戻ることができ、明日から顧問先に出社する予定なので現時点では手術は成功だったということができる。

以上が私の喀血治療の最終編である(ことを強く希望している)。

なお喀血の原因は多岐にわたるので手術がベストの選択とは限らないことはいうまでもない。喀血の原因が細菌性の場合はその細菌を除去するのが根本治療になるだろう。また私の場合はうまくいかなかったが、塞栓術も有効な手段であることは間違いない。

なお肺の病気については専門病院がそれ程多くないようだ。私はお世話になった複十字病院を高く評価しており、喀血等で悩んでいる方にご推薦したいと考えている。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「急性期」入院の長さを実感。対策は?

2020年03月09日 | 健康・病気
昨日(3月7日)の日経新聞は、日本は「急性期」入院日数が英米仏の約3倍と長く、それが医療費の膨張の一因になっているという記事を書いていた。日頃であればそれほど注目しない記事なのだが、偶々入院中なのでウンウンと頷きながら読んだ次第。
記事は入院期間中、寝ているか薬を飲んでいるだけの日が1割あると言い、病院は空きベッドを減らすため土日の退院を認めず週明け回しにしていると指摘する。
これは記事の指摘の通りで、私が入院している病院でも土日の入退院は認めないので、手術を受ける時は前の週からの入院になり退院は翌週になる。もっとも生活習慣病を持つ患者の場合は早目に入院してもらい、病院側で患者の体調管理を行いたいという医学的な理由があるから、病院が経営目的だけで入院日数を増やしていると断じるのは短絡過ぎる。
とはいえ診療報酬が高い「急性期」入院日数が欧米の3倍というのは異常である。また2025年には急性期ベッド数は18万床余剰になる一方高齢者向けなどのリハビリ病床はほぼ同数不足すると見込まれる。マクロの病院政策の観点から急性期入院日数の削減は急務なのだが、進まない理由は何か?
根本的な問題はアメリカなどでは1990年代に診療報酬を入院日数に関わらず、疾病別に定額にしたのに対し、日本の診療報酬が入院日数に連動していることだ。
アメリカなどの場合、病院側に入院期間を短くしたい、というモチベーションが高まるが日本の場合は必ずしもそうではない。
また患者側の立場で考える場合、日本には高額医療費支給制度という月当たりの医療費個人負担上限を定める仕組みがあるので、そのような制度がないアメリカなどに比べると患者側の入院期間短縮モチベーションもそれほど高くないと私は考えている。
加えて言えば個人加入の医療保険も入院日数に比例して支払われるので長期入院の負担感を緩和しているだろう。
以上ざっと問題点を洗ってみたが、急性期入院日数を減らすには診療報酬を疾病別定額に切り替えることが要だ。無論定額制にもディメリットはあるだろうがまず本気で切り替えを考えるかどうかにかかっている。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする