金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
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雪の少ない至仏山の山スキー

2018年05月05日 | 

5月4日に至仏山に山スキーに出かけた。事前情報で今年は例年より相当雪が少なく、頂上から下まで連続して滑ることができる斜面が少ないことや滑り降りた後の川上川の横断に苦労することは分かっていたが、敢えてチャレンジしてみた。

5月3日オグナ穂高スキー場下のIさんの別荘に泊めて頂き盛大な前夜祭。

5月4日戸倉の尾瀬ロッジ専用駐車場にマイカーを停めてタクシーで鳩待峠に上がった。タクシー料金は一人@980円。バス料金も同じだ。鳩待峠でアラレが降ってきた。寒冷前線が通過しているようだ。

9時少し前に鳩待峠を出発。最初は土が出ていてスキーを担いで登る。しばらく登ってシール登行に切り替えた(ゲレンデスキーの人はスノーシューを着けた)。

11時05分 悪沢岳下のオヤマ沢田代付近に到着

ここから小至仏山の登りが始まった。私以外のメンバーはスキーを脱いで夏道沿いのブッシュ帯を登るが私は少し下りを入れながら雪の上をシールで登った(時間的にはこちらの方が早かった。結果論だが)。

12時43分 至仏山(標高2,228m)到着。雪混じりで寒い。13時6分シールを外して滑降開始。上部では視界は100m程度と見通しが悪い。予定では頂上から右に滑り、少し滑ったところで左に戻り夏道のある尾根沿いに滑ろうと考えていたが、ブッシュが多く夏道に戻れないので、そのまま雪の斜面を求めて降ることにした。最後はカラ沢の左股を滑り川上川の左岸に到着した。13時47分。

滑っていた時間は40分程度である。

徒渉点を求めてウロウロしていると監視員の方が倒木を伝って川を渡るルートを教えてくれた。

水には濡れないが中々厳しい丸太渡りとなった。

14時42分 尾瀬ロッジ到着。面白うてやがて悲しきなんとやらのスキーツアーの一日だった。

雪の少ない時の至仏山スキーは大変だった。

私は春に何度か至仏山を滑っているが今回が一番大変だった。

翌日5月5日は予定していたワル沢滑降をあきらめて鳩待峠までスキーを担いてで帰った。

途中奇麗な水芭蕉に出会った。尾瀬はもうすっかり春である。

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