短い信州の山旅最後の日は八方尾根の軽登山でした。前日泊まった白馬ホテルパイプのけむりからマイカーで黒菱平に登り、そこからリフトを2本乗り継いで八方池山荘の前へ。そこから八方池往復です。
往路は南側の迂回路(木道の多い道)を登りました。ここは高山植物に出会う気持ちのよい道です。
アザミの向こうにはぼんやりと八方池山荘
白いオオバギボウシとシモツケソウ
ツリガネニンジン
ホタルブクロ
リフトに乗るときから降っていた雨。雨に濡れた高山植物は生き生きしていました。
雨は第二ケルン(トイレがあるところ)あたりから激しくなり、八方池についた時はバケツをひっくり返したような雨になりました。
下山後八方の湯で冷えた体を温め、信州駆け足山旅を終了しました。
数日前このブログで「退職後は一ところに3泊する位のんびりした旅をするのが良い」というWSJの記事を紹介しましたが、今回の旅行はその真逆のせわしない旅でした。
せわしない旅の反省は、やはり一ところでもっとのんびり過ごした方が良いというものです。
今回上高地、乗鞍高原、白馬山麓と回りましたが、のんびり過ごすなら乗鞍高原でしょうね。理由は「標高が1,500mと高いので涼しい(標高100mで0.6℃気温が下がります)こと」「しゃれたペンションに手頃な値段(1.1万円)で泊まれること」「乗鞍岳登山以外にハイキング、サイクリングなどアウトドアメニューがあること」です。そして何もせずにペンションの庭のベンチに座ってビールを飲みながら、風に吹かれているという至福の時を過ごすこともできます。
まあ今回の駆け足山旅は、次はゆっくり旅をしようという思いを確認する旅だったかもしれません。
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