昨日(1月29日)S&P500とダウはそれぞれ0.8%、0.6%上昇し高値を更新した。ハイテク銘柄の多いナスダックは1.1%上昇した。
今週はマイクロソフト、アルファベットの決算発表が火曜日にあり、メタ、アマゾン、アップルの決算発表が木曜日にある予定だ。つまり現在の米国株の主役「荒野の7社」の内5社の決算発表がある。
またFOMCが火曜日・水曜日に行われ、水曜日にはパウエル議長が記者発表を行う予定だ。焦点は連銀が3月のFOMCで政策金利の引き下げを示唆するかどうかだろう。強い経済指標が連銀の金利引き下げを遅らせるようであれば、「利下げを待っている待機資金」はしばらくそのまま留まっているだろうし、もし利下げの可能性が高まれば、待機資金は買い場を失うことを恐れて株式市場に流入し、さらに株価を押し上げる可能性が高そうだ。
景気の先行きを占う重要な雇用統計は、今週金曜日に発表される。
今週はファンドマネージャーには忙しい週になるだろう。