*銀盤の女王、荒川静香選手
「銀盤の女王」という表現は、韓国でも同じ漢字語表現を用い
「은반여왕(銀盤女王)」と表現する。
ところで韓国語では一般的に、日本語の格助詞「の」に似た働きを
する「의(ウィ)」をつけないことが多い。
だから、「銀盤の女王」も「은반여왕(銀盤女王)」となる。
しかし、どういう法則が働くのかは分からないが、「の」をつける
場合もある。基本的には、日本語に比べつけない場合が多いとは
言うものの、つけなかったりつけたりと、なかなかやっかいだ。
例えば、「서로(お互いに/お互い)」のように副詞か名詞か
区別がつかない言葉の場合は、「お互いの」と言おうとすれば、
必ず「의(の)」をつけ「서로의(お互いの)」と言わなければ
ならない。
しかし、名詞の後につける「의(の)」を、どう考えればいいのか、
独学の「ヲタク」は限界にぶつかってしまう。
おそらく法則的なものというよりは慣用的、感覚的なものに近い
のではないかと思われるが、「ヲタク」にはお手上げの問題だ。
荒川選手の金メダル獲得を伝える記事を読みながら、つらつら
考えてみた。
ちなみに、下に紹介した記事では「の」をつけない表現とつけた
表現が同居していた。
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■ 日 아라카와 은반여왕 등극
日本の荒川選手、銀盤の女王に
(毎日経済新聞 2月24日)
아라카와 시즈카(25)가 2006 토리노 동계올림픽에서 아시아
선수로는 사상 처음으로 '은반의 여왕'에 올라 일본에
첫 금메달을 안겼다.
荒川静香(24)選手が2006年トリノ冬季オリンピックで、アジア
選手としては史上初めて「銀盤の女王」の座を獲得し日本に初の
メダルをもたらした。
아라카와는 24일 오전 이탈리아 토리노 시내 팔라벨라
실내빙상장에서 열린 피겨 여자싱글 프리스케이팅에서 가장
높은 점수인 116.63을 기록해 합계 191.34 점으로 우승했다.
荒川選手は24日午前、イタリアのトリノ市内のバラベラ競技場で
開かれたフィギュアスケート女子シングルのフリー演技で、
最高得点116.63点を獲得、合計191.34点で優勝した。
-以下省略-
(終わり)
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