■ (トリノ)5000m金、韓国の男子チーム、感謝の礼
(ロイター2月26日)
・・・・・・・・・・・・・・・・・
トリノオリンピック、ショートトラック全8種目中、6種目で金メダルを
手にした韓国選手たち。まさに圧倒的な強さである。
いい意味でも悪い意味でも、韓国人の持ち味である物怖じしない
強引さが、様々な駆け引きが要求されるこのショートトラックという
競技に向いているのかもしれない。
ところで、上に紹介した写真。
誰にお辞儀しているのかと思いきや、その対象はコーチであった。
親や祖父母、親戚の年配者、結婚相手の親などに、折に触れて
一般的に行われている儒教的なお礼だ。相手に対する最大級の
敬意を示す礼だ。
韓国人と結婚した「ヲタク」であるが、さすがにこの礼はやった事が
ない。正確に言えば、一度、まねだけしてみようと思ったが、
制止された。
今思えば、「無理する必要はない。日本人らしく振舞っておけば
いい」という配慮だったのだろうと思う。
今まで、韓国の親戚との付き合いの中では、せいぜい、年配者や
義理の兄たちの前では、タバコを吸わない程度の「礼儀」を守って
きた程度だ。
昔は、義理の弟(妻の妹の夫)が、僕の前でお酒を飲む時、
上半身を斜め後ろによじらせてから飲むことが多く、内心、
こそばゆかったが、最近はやめてくれた。ただ、そんな彼も、
まだ(?)僕の前ではタバコは吸わない。
日常生活の隅々で、あるいはスケート競技場でも、垣間見る
ことのできる韓国の儒教的な慣習。
儒教発祥の地である中国でも、ここまで伝統に忠実な姿は、
もう見れないのではなかろうか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
■ (토리노)5000m 우승 한국 남자팀 큰 절로 감사
(トリノ)5000m金、韓国の男子チーム、感謝の礼
(ロイター2月26日)
26일 새벽(한국시간) 이탈리아 토리노에서 열린 2006
토리노 동계올림픽 쇼트트랙 남자 5000m 계주에서
우승한 한국 남자팀 선수들이 박세우 코치 앞에서 큰
절을 올리며 감사를 표하고 있다.
26日、韓国時間の深夜、イタリアのトリノで開かれた
2006年冬季オリンピック、ショートトラック男子5000m
リレーで優勝した韓国チームの選手たちが、コーチの
パク・セウさんの前にひざまずき礼をしながら感謝の気持ちを
表している。
한국은 쇼트트랙 마지막 경기인 5000m 계주에서
우승하며 쇼트트랙에 걸린 8개의 금메달 가운데 6개를
휩쓸어 쇼트트랙 최강국임을 다시 한번 확인했다.
한국의 진선유와 안현수는 각각 3관왕에 올랐다.
韓国はショートトラック最終競技の5000mリレーで
優勝しショートトラックの全8種目の金メダルのうち、
6種目を制覇しショートトラック最強国であることを
あらためて確認した。韓国のチン・ソニュとアン・ヒョンスの
二人が三冠王に輝いた。
(終わり)
← 応援のクリックをお願いします。