■ 한나라 최연희 사무총장, 본보 여기자 性추행
ハンナラ党チェ・ヨンヒ事務総長、本紙女性記者にセクハラ
(東亜日報 2月27日)
한나라당 최연희(崔鉛熙) 사무총장이 본보 여기자를
성추행했다.
ハンナラ党のチェ・ヨンヒ事務総長が本紙の女性記者し対し
セクハラを行ったことが明らかになった。
이에 한나라당은 26일 최고위원회의를 열고 최 총장이 “물의를
빚어서 죄송하고 모든 당직을 사퇴하겠다”고 밝힘에 따라 이를
수용하기로 했다.
これに対し、ハンナラ党は26日、最高委員会議を開きチェ事務
総長の「物議をかもし申し訳ない。全ての党役員職を辞退する」との
申し出を受け、事務総長職の辞任を了承した。
-以下省略-
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*27日、対国民謝罪文を発表する
ハンナラ党パク・クネ代表<京郷新聞>
「ヲタク」はこのブログで韓国政界の動向を、一々伝える気はない。
この話題を記録するかどうか、実は、少し迷った。
結局、韓国社会や現代韓国政治を観察する際に、一つのポイントと
なる問題が関わっていたので、あえて取り上げることにした。
それは、旧軍事政権系の野党と大手マスコミとの癒着問題である。
今回のセクハラ事件は、図らずも、この「정언유착(政言癒着)」
問題の一部を、癒着している当事者たちが自らあぶりだすという
変則的な展開となった。
「ヲタク」的には、ハンナラ党の党内派閥抗争や東亜日報社の
何らかの政治的意図も隠されているような気がしてならない。
政官財の癒着問題にうんざりしている日本人にも、目に馴染みの
ない漢字語ではあるが、韓国では日本以上にこの「政言癒着」
(主に保守政党と大手新聞3社の癒着)が常態化している。
軍事独裁政権時代に形作られた「負の遺産」が、現在でも
基本的に継続されていると見るべき問題だろう。
現在、韓国政界やマスコミの一部では、チェ議員の議員辞職を
求める声や保守政界と大手マスコミの癒着構造そのものを問う
声が強まっている。
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■ 한나라 최연희의원 ‘성추행 파문’ 확산
ハンナラ党チェ・ヨンヒ議員セクハラ問題、広がる波紋
(京郷新聞 2月27日)
한나라당 최연희 사무총장이 27일 자신의 동아일보 여기자
성추행에 대한 책임을 지고 중앙당 공천심사위원장 등 모든
당직에서 물러났다.
ハンナラ党のチェ・ヨンヒ事務総長が27日、東亜日報女性記者に
対するセクハラ事件の責任を取り党候補選任審査委員長など、
全ての党の役職を辞任した。
당내 동료 의원을 비롯해 정치권에서 최의원의 국회의원직
사퇴와 형사처벌까지 요구하고 나서 파문이 확산되고 있다.
党内の同僚議員をはじめ、政界ではチェ議員の議員辞職と
刑事処罰まで要求する声が上っており、波紋が広がっている。
동아일보에 따르면 최전총장은 지난 24일 박근혜 대표를 포함한
당직자들과 동아일보 정치부기자들과 만찬을 한 뒤 이어진 2차
술자리에서 당 출입 여기자를 뒤에서 껴안고 가슴을 만졌다.
최전총장은 “노래방 주인인 줄 알았다”고 했다가 “술에 취해
실수했다”고 사과했다.
東亜日報によれば、チェ議員は今月24日、パク・クネ代表を含む
党役員と東亜日報政治部記者が同席した懇親会に続く二次会の
酒宴の席で、党担当の女性記者に後ろから抱きつき胸をさわったと
いう。チェ議員は「カラオケ屋の主人かと思った」と言い訳したが、
結局、「酒に酔った上での失敗だった」と謝罪した。
-以下省略-
■ [사설] 최연희 의원 사과로 끝날 일인가
[社説] チェ・ヨンヒ議員の謝罪だけでは終わらない
(国民日報 2月27日)
한나라당 사무총장 최연희 의원이 서울의 한 음식점
노래방에서 여기자를 성추행한 어처구니없는 일이 일어났다.
한나라당 당직자들과 동아일보 기자들이 합석한 자리에서라니
술판 정치와 ‘개판’ 정치인의 밑바닥을 드러낸 사건이라 할
수밖에 없다. 최 의원은 모든 당직을 사퇴했지만 이것으로
마무리될 사안이 아니다. 명백한 성추행이었다면 의원직을
내놓고 정계를 은퇴해야 할 것이다.
ハンナラ党の事務総長を務めるチェ・ヨンヒ議員が、ソウルの
飲食店のカラオケルームで女性記者に対しセクハラ行為を行うと
いう常軌を逸した事件が明るみに出た。それもハンナラ党の
党役員と東亜日報の記者らが同席した場で起きた不始末だとは、
まさに「酒宴政治」と非常識な政治家たちの実態が明るみに
出た事件だと言わざるを得ない。チェ議員は全ての党役員職を
辞任したが、それで幕引きとなる問題ではない。明白なセクハラ
行為であったなら議員職を辞任し政界から引退すべきだ。
-中略-
박근혜 대표가 새 당직자들과 특정 언론사의 상견례를 위해
마련한 것으로 알려진 이번 모임의 성격도 사려깊지가 못했다.
지방선거를 눈앞에 두고 제1 야당 지도부가 언론사 간부 및
취재진과 비공식 모임을 가지는 것은 정언유착의 오해를
부르기 십상이다. 아흔아홉번을 잘해도 한번 실수하면 무너져
버리고,한번 무너지면 회복되기 힘든 것이 국민의 신뢰가
아닌가. 이러한 도덕성으로는 집권할 수가 없다. 한나라당은
국민에게 석고대죄하고 맹성해야 한다.
パク・クネ代表が党の新役員と特定新聞社の顔合わせの
ために設けた場だと言われる今回の懇親会の性格も政治的な
思慮がなさすぎる。地方選を目前にひかえたこの時期、野党
第1党の指導部がマスコミ幹部や取材記者たちと非公式に
懇親会を持つこと自体、「政言癒着」との誤解を招いて当然だ。
99回うまくやっても1回失敗すれば失われ、1度失われると
取り戻すのが難しいのが国民の信頼だ。道徳性に問題を
抱えたまま政権をとることはできない。ハンナラ党は国民の前に
犯した罪の深さを認め、反省しなければならない。
(終わり)
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