「ヲタク」は個人的に政府関係者の靖国参拝には反対だ。
もちろん、休みの日に個人的に参拝することまでとやかく言う
つもりはないが・・・。
これは、A級戦犯が合祀されているからという理由からだけではなく、
公務員が特定の宗教施設を公務として参拝する行為は憲法的にも
問題があると考えるからだ。
さらに、「ヲタク」は靖国神社が発信している「大東亜戦争聖戦論」
的な「靖国史観」にも全く賛同できない。彼らは戦死者の霊を
慰霊しているのではなく、特定の歴史感で意義付けし「顕彰」して
いるのだ。
そういう意味では、無宗教の国立追悼施設を建設すべきだとする
意見に「ヲタク」は賛成だ。考え方や宗教に関わらず、全ての
国民が、また外国人も含めて、純粋に戦没者の霊を慰霊する
ことができる施設を準備するのは国家の責任でもあると思う。
現在、千鳥が淵戦没者墓苑を拡充し、国立追悼施設として整備
しようとする具体性のある提案も出されているやに聞く。「ヲタク」は
このプランを是非、積極的に進めてほしいと思っている。
ところで、靖国神社のA級戦犯合祀に昭和天皇が強い不快感を
持っていたことが、側近のメモによって裏付けられて以降、
国内世論にもかなりの変化が現れ始めたようだ。
靖国の問題は、何も中国・韓国と日本との争いではない。
日本人自身が過去の戦争の時代をどう認識し、反省すべきを
どう反省するかというすぐれて国内的な問題なのだ。
本来、天皇は政治に関与できないし、政治に影響を与えるような
発言も厳に慎むべきだろう。また、政治家やマスコミも天皇の
発言を政治的に利用するような行為は決してすべきではない。
とは言え、今回の天皇発言のメモの公表は、かなり広くそして深く
国民の心に届いたようだ。
そうした日本社会の変化を伝える韓国の関連記事を一つ翻訳し
記録しておく。
日本社会の多様な意見、姿が隣国に伝わることは実にいいことだ
と思う。
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■ 日 신사참배 반대여론 54%로 치솟아
日本、靖国参拝反対の世論、54%に急増
(京郷新聞 7月24日)
고 히로히토 일왕이 야스쿠니 신사의 A급 전범 합사에
불쾌감을 표시한 메모 발견 이후 일본 내에 총리의
야스쿠니 신사 참배 반대 여론이 급등한 것으로 조사됐다.
마이니치 신문은 22~23일 유권자 1,065명을 상대로
조사한 결과 ‘차기 총리의 야스쿠니 참배’에 대한 반대
의견이 54%로 찬성 33%을 크게 웃돌았다고 24일
보도했다. 지난 1월 같은 조사에서는 찬성과 반대가
각각 47%로 양분됐다.
昭和天皇(故人)が靖国神社のA級戦犯合祀に不快感を表した
メモが発見されて以降、日本国内で首相の靖国神社参拝に反対
する世論が急増したことがわかった。毎日新聞は、22、23日の
両日、全国の成人男女1065名を対象に行ったアンケート調査の
結果、「時期首相の靖国参拝」に反対すると答えた人が54%に
上り、賛成の33%を大きく上回ったと24日、報じた。今年1月の
同紙の調査では賛成、反対がともに47%で意見が拮抗していた。
특히 참배론자이자 차기 총리로 유력시되는 아베 신조
(安倍晋三) 관방장관 지지파 가운데서도 48%가 참배에
반대, 찬성 42%를 웃돌았다. 마이니치는 이번 조사
결과에 대해 “한국·중국과의 관계 개선을 바라는 목소리에,
최근 발견된 천황 메모가 여론에 큰 영향을 미친 것으로
보인다”고 전했다. 고이즈미 준이치로 총리의 8·15
참배에 대해서도 반대 의견이 54%로, 찬성 36%를
앞섰다.
特に、時期首相として有力視されている参拝推進派の安部晋三
官房長官の支持層でも、48%が参拝に反対し賛成の42%を
上回った。毎日新聞は今回の調査結果について「韓国や中国との
関係改善を望む声に、最近、発見された天皇のご発言メモが世論に
大きな影響を及ぼしたものと考えられる」と分析した。小泉首相の
8月15日の靖国参拝に対しても反対する意見が54%で賛成の
36%を上回った。
니혼게이자이 신문 조사(21~23일, 성인 966명)에서도
총리의 참배에 대한 반대가 53%로, 찬성 28%를 크게
앞섰다. 한달전 조사에서는 반대 37%, 찬성 49%로
참배 지지파가 훨씬 많았다.
日本経済新聞の調査(21~23日、成人966名)でも、首相の
参拝に反対する意見が53%と、賛成の28%を大きく上回った。
一ヶ月前の同様の調査では反対37%、賛成49%で参拝を
支持する声が反対を大きく上回っていた。
A급 전범 분사론이나 대체시설 건립 여론도 확산되고
있다. 마이니치 조사에서는 분사 찬성이 63%로 반대
23%를 크게 앞질렀다. 야스쿠니 신사를 대체하는
‘무종교 추도시설’의 건립 여부에 대해서도 찬성이
64%로, 반대 25%보다 월등했다.
一方、A級戦犯分祀論や代替施設建設を求める世論も広がって
いる。毎日新聞の調査では分祀に賛成する意見が63%と
反対の23%を大きく上回った。靖国神社に替わる「無宗教の
追悼施設」の建設についても賛成が64%と反対の25%を
大きく上回った。