風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

朝の連ドラ

2006年10月04日 | チンゲル亭裏日記

冬時間とともにNHK朝の連続ドラマは、新しいシリーズが始まりました。
夏時間では、時差が無いので、日本と同じ8時15分に始まりますが、冬時間になると、7時15分からの開始です。

UBに来てから、通勤時間がかからなくなったので、日本に居たときは観ることができなかった人たちも、ニュースを見るついでに、毎日見ている人が多いと聞きました。
前回の純情きらりについて、最終回ヒロインは絶対死なないと言う人と、死ぬよと言う人と意見を戦わせる場面があったりして、仕事をしている人とこんな話をするなんてねと、面白がったのでした。

夫も、日本では、すべての連続ドラマに興味を示さなかったのが、朝二人並んでみるのが習慣となり、就眠儀式ならぬ、目覚め儀式になっています。
日本では、まず、朝刊に目を通すのが夫のそれでしたが、こちらでは、週に1回のUBPOSTくらいなものですから、毎朝決まってあるものというのがちょうど、朝ドラだったわけです。

「つづく」の文字に明日の展開はどうなるの?と楽しみにしたり、ヒロインの心情を娘のそれに重ね合わせたり、妻の立場母の立場を第三者的に見ることで理解したり、感情面でいろいろと学習することもあったような。。。
おかげで、二人の共通の話題も増えました。
土曜日には、朝8時に乗馬に出かける私は見ることができないので、顛末を夫が私の帰宅後に教えてくれると言う、おまけがついています。(冬時間になるとドラマが終わってから出かけるようになるので、この楽しみがなくなりますが。)

こんなささやかなことで、(と言っても、私たち夫婦にとっては画期的ことなのですが)共通の話題ができ、お互いに楽しめることが、モンゴルならではのことです。
日本に居たら、連続ドラマの続きが私たち夫婦の間で話題になることは、永遠に無かったことでしょう。

33年夫婦をしてきて、永遠に理解し得ないだろうことがたくさんある中で、このような細い電話線のようなものでも通じるものが有れば、この先平穏無事に過ごせるのかなぁと思うのです。

こんなことを書いたからと言って、私たち夫婦が危うい状態にあるわけではないのです。その点はご心配なく。(^^♪
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