窓から見える向かいの屋根が白く化粧をして、いかにも寒そうに凍っています。
乗馬の禁足令です。馬に乗らなくても、田舎に行ってゲルのストーブのそばでのんびりするのもいいなと思っていたのですが、あまりの顔色の悪さに、暖かくして部屋を出ないでいることになりました。
アパートのコンクリートの中より、ゲルの薪ストーブの暖かさのほうが体に良いと抵抗したのですが、、、
つれづれに、電子辞書を引いてみたら、いろいろと面白い言葉が出てきました。
思い違いをしていた言葉や慣用句などもあって、たまには、辞書も読んでみなくチャと思ったことでした。
初めて知ったことわざを一つ
『秋の雨が降れば、猫の顔が三尺になる』
《意味》 秋は晴れの日より、雨の日のほうがむしろ暖かいと言うこと。
《注釈》 秋に雨が降ると寒がりの猫が喜んで、顔を三尺も長くすると言うことから。
なるほど、鼓太郎が去年初めて風邪を引いたのは、暖房の入る前の秋のことでした。
人間が寒いと感じる前に、猫は寒さを感じているのをそのことで知ったのでした。
来年の秋は、鼓太郎の顔が長くなるのを観察することにしましょう。
UBでも、9月になって空が曇り、雨もよいになると「雨になれ」と願います。
その通り雨になると「はぁ、良かったまだ暖かいんだ」とほっとするのです。
そして、雪になると、身を引き締めて、冬の到来を覚悟します。
こちらは乾燥して居ますから、雪には水分が無く積もることはめったにないのです。
屋根が白く染まってそれと分かります。
前のアパートには、枯れ草の残る庭がありましたから、その上に白く残っていましたが、今のアパートはコンクリートに覆われています。
今のところ通路まで白くなることは無くて、すぐに解けて、コンクリートが黒く光っています。
日陰に雪が溶け残り、アイスバーンになるのはまだ先のことです。