風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

ゴルフと馬

2006年10月07日 | チンゲル亭裏日記

教えてくださる方が居て、夫はゴルフを始めました。
先週は、打ちっぱなしへ、そして今日はコースへ。
素振りを教えてもらって自宅で、電球を割らないように個人練習。
それで、コースに出られるなんて、モンゴルならではのこと。

お付き合いしてくださったお友達に感謝。

私は、ソフトボールさえ打ち返せないのだから、あんな小さな球をあんな長いクラブで打つなんて無理と、はじめから、その気無し。
もっぱら、馬。

今日の乗馬では、ゴルフじゃなかったのと言われました。
それぞれが、それぞれの事を楽しむことができるようになったモンゴル生活でありました。

今日の乗馬は、モンゴル人の男性が参加しました。
彼は、子供のころナーダムで鳴らした腕だそうです。
それで、後ろからの追い上げが厳しく上手でした。
おかげで、先週と同じコースを、1時間も早く帰ってきました。

寒さのために、休憩時間も短めでしたから、30分ほどの差でしょうか。
今まで経験の無い早い駆け足も、平らでタルバガンや地リスの穴の無いところでできました。

爽快!!!
こんなに馬を駆けさせるではなくて、馬が走ってくれるのをこんなに早く体験できるなんてうれしい。

馬は、私の操縦技術で走ったのではなく、後ろから上手に追い立ててくれたおかげで、ほかの馬が走り、釣られて走っただけですから「駆けさせた」とはいえないのです。(^_^;)
今日の、走りは大満足。

ただ、馬を大事にするゾルゴは、馬の世話をしながら、その汗を見て「こんなに走らせて。。。」と、ぶつぶつ言っていたそうです。
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テレルジ乗馬

2006年10月07日 | モンゴル風景
一昨日降った雪で、気温が急降下です。天気予報ではマイナス6度といっていました。
さて、乗馬には何を着て行ったらよいだろうと、思案投げ首。
いくら考えても、街中より5度は違うだろうと思われる奥テレルジの、コンディションなどわかろうはずも無く。。。

結局、極寒用の下着にワークシャツ、薄手のダウンと言う準備をしました。
リュックには、替えズボン、フリース、雨のときにも対応するパーカーを入れました。

その他のいつもの持ち物は、タオル、サングラス、帽子(耳当てつきのキャップを買いました)カメラ、水、飴、むき出しのトグルク(ラップつきのャPットに)

馬で走ってもよいように、最小限のものを身に着けます。ですから、財布などは無用の長物。カメラも小さいほう、水は、踊らないようにベストのャPットに。

いつもわたるトーラ川は、薄氷が張っていました。
木の葉はほとんど落ちて、すっきり空が見通せるようになり、ところどころに黄色い葉が残っています。
遠い岸辺には、赤い色を見せて裸になった木が立っていました。
馬を走らせると、びっしょり汗をかきますが、降りると寒く感じました。
汗は、あっという間に乾きますから、こちらでは汗が冷えて風邪を引くと言うことはありません。
おかげで、私も風邪の心配をせずに寒い戸外での運動に参加できています。



フレンちゃんは、朝は長袖のワンピースを着ていましたが、乗馬から帰ってくるとこのいでたち。
私たちは、たっぷり着込んでいると言うのに。
ゲルの中ではストーブに火が入るととたんに熱くなりますから。

今日の馬は、私が乗った馬では有りません。微妙な色あいがめずらしくて。。。

先週は無かった当リに驚きました。
乾燥のきついモンゴルでは、太い木ほど、重さに耐えられなくて、途中から折れてしまいます。

UB市内で雪の降った日は、こちら奥テレルジでは、雪は降らなくて、寒い風が吹いたそうです。

ここで飼われている犬は、知らない人には、猛烈にほえますが、私たちはすっかり覚えてくれました。最初に一度だけ食べ物を揚げただけですが、尻尾を振って近づいてきます。
牧民の飼う犬は、決して気を許してはいけません、と言われるのですが、ゾルゴの家族は優しいからでしょう、犬も人懐っこくて、なでると腹まで出してきます。
フレンちゃんは、時々枯れ枝でぶったり、蹴飛ばしたりするのですが、嫌がりもせず、逃げもせず、尻尾を振っているのです。

今日の、お昼はボーズに、ヨーグルト、羊の骨付き脂が出ました。
朝は、ヒビンボーとおいしいクリームでした。
おかみさんの、料理はどれもおいしい。乳製品は、特においしい。

来週も、寒さに負けないように頑張ろう。
これからは、初冬から厳冬への移り変わりを見せてもらうのを、かすかな恐賦エを持って楽しみにしています。
マイナスの戸外には、15分以上外に出ない生活を二冬すごしました。
三冬目の乗馬を続けると言う決心は、私にとって、大冒険です。






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