惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

カーリング

2023-02-02 21:31:35 | スポーツ

 カーリングの日本選手権が行われていますね。大好きなスポーツなので、毎日、試合結果が気になります。

 今日、女子ではロコソラーレと中部電力の試合がありました。優勝候補同士の戦いなので経過も知りたい。本を読みながら、パソコンでチェックしていました。

 前半、ロコソラーレやや優位かに見えましたが、中部電力もしっかり追いすがり、第9エンドを終えた時点で6-6の同点。
 ただし、最終エンドの後攻を手にしたロコソラーレがさすがに手堅さを見せ、最後の最後に中部電力のナンバー1ストーンを弾き出して2点獲得。勝利を決めました。

 いやあ、良い試合でした。1投も見逃せない感じでしたね。
 これで女子1敗はロコソラーレだけ。2敗に4チームが並んで、予選はあと2試合を残すのみ。熾烈な戦いが繰り広げられそうです。

 男子は、SC軽井沢クラブ、コンサドーレ、北見協会のベスト3はほぼ決まりかな。決勝トーナメントへの最後の1枠をTM Karuizawaと札幌国際大学が争っています。


スポーツ中継

2022-10-03 20:45:48 | スポーツ

 昨夜はパリーグ優勝決定戦に興奮し、その後、凱旋門賞中継へ。

 ロンシャン競馬場は激しい雨。風もかなりのもの。
 深い芝生で凸凹のコース、そこへ大雨とあっては、繊細なレース環境に慣れている日本馬はどうしようもなかったでしょうね。
 走る前から馬たちは、「こんなん、競馬じゃないよ~」とそっぽを向いていたのでは。結果は散々でした。

 今日はセリーグ最終戦。
 ヤクルトの村上宗隆選手、ついに56号ホームランを打ちましたね。おめでとう!
 いやあ、すばらしい。これも劇的でした。

 〈小説推理〉11月号が発売になりました。担当しているSFレビューで次の3冊を取り上げています――

  • 劉慈欣『流浪地球』(大森望・古市雅子訳、KADОKAWA)
  •  〃 『老神介護』( 〃 ・ 〃  訳、   〃    )
  • デイヴ・ハッチンソン『ヨーロッパ・イン・オータム』(内田昌之訳、竹書房文庫)

 劉慈欣の2冊は合わせてひとつの短編集というべきでしょう。古くからのSFファンにもお薦め。
 この書評は双葉社のウェブサイト「CoLoRFuL」でも読めます。


スポーツ中継

2022-06-10 21:18:29 | スポーツ

 夜のスポーツ中継が大変。
 プロ野球はあるわ、サッカーキリンカップがあるわ、日本陸上選手権はあるわ。

 あっち見て、こっち見てしてるうちにこんな時間(午後9時近く)に。サッカー日本代表がガーナに4-1で勝ったのを見届けてテレビの前を離れました。

 陸上では田中希実選手の強さに、今さらながら驚愕。
 男子100メートル決勝はやはりサニブラウン・アブデラ・ハキーム選手でしたが、10.08秒というタイムはもの足りない。途中、脚を傷めて転倒した選手が痛そうだった。大丈夫でしょうか。

 なんで自分がこんなにスポーツ好きになったのかというと、これは間違いなく虫明亜呂無さんのスポーツエッセイを読んだから。
 大学生の時だったと思いますが、どの競技といわず、面白さをひしひしと伝えてくれる文章に圧倒されました。人生の恩人の一人。
 スポーツ関係だけでなく、他の文章も素晴らしいので、また読み返したいと思っています。奥さんと結ばれたエピソードもいいんだなあ(これは本人が書いているわけではありませんが)。


「攻めのバトン」

2021-10-25 21:01:21 | スポーツ

 昨夜は体操世界選手権のテレビ中継に見入っていました。
 村上茉愛選手、内村航平選手……特別の感慨をもって見ました。橋本大輝選手、着地が一歩、動いたのが惜しかった。

 でも、昨日のスポーツ番組はその後に見ごたえのあるものが控えていました。NHK「サンデースポーツ」の特集「東京五輪 陸上男子400mリレー“バトンミスの真実”を4選手が語る」。

 タイトルどおり、この夏の五輪、陸上男子400メートルリレー決勝で、第1走者の多田選手から第2走者山縣選手へのバトンタッチが失敗した場面を振り返るもの。
 なぜ、バトンが渡せなかったのか。多田選手、山縣選手への取材と当日のビデオで明らかにするとともに、第3走者桐生選手、第4走者小池選手へのインタビューも加えて、4人の心境、チームワークを伝える。見事な取材でした。

 バトンミスの原因は、ある意味、多田選手の走りが良すぎたため。第9レーンを突っ走り、山縣選手のもとへ近づいた時点で、内側第8レーンのイタリア選手がようやくスタートの動きを見せる。その際、大きな体が外側にふくらむような格好になり、接近していた多田選手の視界の一部を塞ぐ。山縣選手の姿が消えた!
 同時に、イタリア選手に接触するのを避けようと多田選手が走るコースをやや外側にずらす(無意識?)。そのためスピードがわずかにダウン。高速スタートを切っていた山縣選手に間に合わなくなってしまったという。
 そんなこともあるんだと、驚きつつ納得しました。

 この特集が素晴らしかったのは、その後の4人を追った部分。選手村に帰った選手たちは、その夜、夜明け近くまで語り合ったという。そこで失意から立ち直り、結束を確認し、もう一度、次へ向かうところまでをとらえていました。

 いいものを見ました。こういう報道は本当にありがたい。
 リレーというものの機微を知り、選手たちそれぞれの性格をとらえなおすことができました。
 番組は見逃し配信で見ることができます。また、ほぼ同内容のウェブ記事がこちらに掲載されています。


男子100メートル

2021-06-25 21:22:57 | スポーツ

 陸上の日本選手権男子100メートル決勝。午後8時半スタート。
 ドキドキしてその瞬間を待ちました。

 東京五輪の参加標準記録をもつ選手が5人も。3位以内に入ればそのまま代表決定。
 持ちタイムを反映した結果になるのか。それとも意外な展開になるのか。
 わずか10秒の勝負にこんなに濃い内容が詰まっているとは。濃密な時間がやって来ました。

 レース。
 スタートは問題なし。多田修平選手が予想通りの前傾姿勢を保ち、一歩前へ。山縣亮太選手もさほど遅れはとらず、多田選手を捉えそうな勢い。桐生祥秀選手はちょっとついてゆけない感じ。
 中盤、山縣選手が勢いを増し、サニブラウン・アブデル・ハキーム選手も後半に力を発揮しそうに見えました。
 しかし、多田選手が粘った。粘ったどころか終盤ではもう一度加速して前へ出て1着でゴールイン。タイムは10秒15。
 2位にはわずかな差で伏兵の東海大学デーデー・ブルーノ選手(10秒17)。
 3位以下は団子状態でよくわかりませんでしが、山形選手が3位(10秒27)。4位は小池祐貴選手(10秒27)。5位は桐生選手(10秒28)。6位にサニブラウン選手(10秒29)。

 順位を見るとやや意外な結果。しかし、勝負はこんなものなのでしょうね。
 多田選手、おみごとでした。