辞任表明した安倍総理の、昨日の記者会見詳細を新聞で読む。
会見冒頭の自身の発言は、前半、新型コロナウイル対策の目下の目途と北朝鮮のミサイルの脅威について。後半は健康問題による辞意の表明。
急務である新型コロナウイルス対策をとりあえずまとめたので、この時点で辞意を表明することにした、安全保障問題も忘れてはいませんよ、というメッセージですね。言いたいことのストーリーはすっきりしています。
持病の潰瘍性大腸炎については「6月の定期検診で再発の兆候」、「先月(7月)中ごろから、体調に異変が生じ、体力をかなり消耗する状況」、「8月上旬には潰瘍性大腸炎の再発が確認され」たということ。
コロナや国会などの影響を照らし合わせ、総理の言動を考えるヒントになりそうです。
記者との一問一答で気になったのは、まず、拉致問題について。
「説明できませんが、いわば考え得るあらゆる手段をとっていることは申し上げたいと思います」と言っているのは、何かのエクスキューズに聞こえます。
で、おもに誰に対して言っているのか?
もうひとつ、後継総裁について「やはりチーム力ということも大変重要ではないかと思います」と言い添えていること。
後継者は指名しないということですが、想定から外すべきだと考えているのがどの人とどの人かということが見えてきそうです。
午後は競泳の「東京都特別大会」のネット中継に注目。
いうまでもなく、シニア女子50メートル自由形に出場した池江璃花子さんの泳ぎを見たくて。
池江さんは6組まであった同競技のうち、5組目に出場。3コースで泳いで1着(6組までの全体では5位)。タイムは26秒32。目標に挙げていた26秒8をクリアしました。
日本記録でもある自己ベストは24秒21なので、まだまだ回復途上であることを実感します。
ネット中継ではよくわかりませんでしたが、ニュース映像で見ると、体幹も腕もまだまだしっかりしていないように感じます。
しかし、これからは上げてゆくだけ。がんばってください!