惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

梅の塩

2019-08-03 21:17:39 | 食・レシピ

 梅干し3日目。
 今年の梅雨明けはお天気が安定していて、暑さはともかく、梅を干すのにはもってこいでした。

 1晩目と2晩目は、漬け汁に戻し、次の朝にはまたザルに広げて干しました。が、今夜は干した状態のまま夜露を吸わせ、皮をしっとりとさせます。
  明朝、取り込んで完成。

 これは漬け汁を天日で乾燥させてつくった塩の結晶。

 紫蘇の色でピンクに染まっています。梅のエキスも入っているのでしょう、舐めると、そんなに塩っぱくなく、良い味になっています。
 「梅塩」というのは、これのことなんでしょうか。「塩梅(あんばい)」の逆ですね。

 意図して作ったのではなく、梅酢を容器ごと天日で殺菌していたところ、撥ねた汁が乾燥して塩の結晶が出来たので、おもしろくなって、乾燥する量を増やしてみたのです。

 ただ舐めるだけでも、塩分補給に良さそう。料理に添えると、きれいだし、味も良くなると思います。
 少しだけど、ついでに良い物がとれました。


大福餅

2019-03-15 21:28:02 | 食・レシピ

 今日のお昼。食後のデザートは大福餅。
 近所というか、数百メートル離れた、あまり地の利のよくないところにある三八菓舗東京店で「春の感謝祭」というのをやっていて、半額だったのです。

 昨秋も、同様の催しの際に買って食べたので、2回目。最近、他に大福餅を食べた記憶がないのですが、ここのはやや大きめの、素朴な小豆の味がする律儀な和菓子。美味しいです。

 近所のハクモクレン。

 昨年も同じ花を掲載していますが、5日ほど遅かった。
 ということは、今年の春は、去年より早めに推移しているということかな。桜が咲くのも、やはり早くなるのでしょうか。


秋鹿

2019-02-13 21:37:20 | 食・レシピ

 夕食では、赤ワインをグラスに半分ちょっと飲むことがほとんどです。大概はシャトレーゼの「樽出し生ワイン」。カベルネソーヴィニヨンかメルロー。

 しかし、ここしばらくは日本酒を飲んでいます。田舎の親戚が送ってくれた「秋鹿・山廃純米 無濾過・生原酒」という素晴らしいお酒。
 大阪府豊能郡能勢町の秋鹿酒造が自前の山田錦で造っているようですね。

 濃厚で少しとろみを感じさせるのど越し。すっきりした辛口ですが、きつい感じはなく、豊かな風味が口から鼻にぬけます。
 自分ではなかなか手に入れることができない贅沢をさせてもらっています。
 日本酒もいいですねえ。


レンジで落花生

2019-01-30 21:23:05 | 食・レシピ

 朝は市民農園に行って、水遣りがわりにミミズのおしっこを振り撒いてきました。
 コンポスト容器(ミミズ御殿)から採取したのを、そのままではなくて、たぶん100倍ぐらいに薄めてあります。これがいつも使う液肥なんです。

 午後は、庭の植木に寒肥。
 根元にぐるりと溝を掘り、油粕を埋めました。落ち葉が積もったところは除外するので、道路沿いの塀の内側にあるカイヅカイブキと、庭の中央のサルスベルだけ。すぐに終わり、あとは鉢植えバラの剪定と、やはり寒肥やり。

 家の人が落花生を電子レンジで煎る方法を試してみました。
 炭火で煎るのとでは、比べるようもなく楽で早いのですが、煎りたては味がイマイチかなという感じ。でも、時間が経って冷めると、あまり差が感じられなくなりました。
 落花生、美味しい!

 〈小説推理〉3月号が発売になりました。担当のSFレビューで次の4冊を取り上げています――

  • 大森望 責任編集 『NOVA 2019年春号』 (河出文庫)
  • 『GENESIS 一万年の午後 創元SFアンソロジー』 (東京創元社)
  • 勝山海百合 『廚師、怪しい鍋と旅をする』 (東京創元社)
  • コニー・ウィリス 『クロストーク』 (大森望訳、早川書房)

 『NOVA』と『GENESIS』、書き下ろし短編のアンソロジーが並びました。これからも続くらしい。うれしいですね。


豆を煎る

2018-12-17 21:28:52 | 食・レシピ

 朝、市のチッパー車に来てもらい、剪定した庭木の枝を粉砕。

 予約した時間が10時だったし、雨がまだ完全にはあがっていなかったので、ギリギリに用意すればいいやとのんびり構えていたら、9時半に車がやって来て、アセりました。
 慌てて庭の奥に積んであった枝の束を運びだし、担当の男の人2人に、チッパー車に投入してもらいました。

 作業は30分弱で終了。枝葉は粉々になり、堆肥の良い原料となります。

 それにしても、チップの量が毎年、増えているようなのは、気のせいでしょうか。毎回、同じぐらいの枝ぶりに剪定するので、木そのものはそんなに大きくなっていないと思います。
 とすると、枝の茂り方が盛んになっているせい?
 そうかもしれません。このところ、庭木の病気もなく、よく育ってくれてますから。

 午後は、庭で七厘に火を熾して、落花生を煎りました。

 初めてなのでなかなか難しい。
 参考書には、180~200度で約1時間と書いてありますが、火の勢いの調節をあれこれやったりして、結局、1時間半もかかってしまいました。

 煎っていてわかったのですが、落花生は火の通りが足りないと生臭い。通り過ぎるとカリカリで焦げ臭い。
 丁度の煎り加減を習得するには、経験が必要だなあと感じました。

 そんなこんなで、ずいぶん手をかけて、ようやく食べられるようになった殻付き落花生。市販のもののお値段がいい理由がわかりました。