惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

焼き魚

2021-11-06 21:18:12 | 食・レシピ

 午前中は畑と庭木の剪定。午後は仕事の本読み。

 気がつくと2階の南向きの部屋で本を読むことが多くなっています。日が当たり、明るくて暖かい。気持ちがいいのです。

 日が暮れる頃になってバイクで隣町まで出かけ、シャトレーゼの「樽出し生ワイン」を購入。

 帰宅後、軒先に七厘を据え、炭火をおこして魚を焼きました。
 赤魚とサバ。赤魚はみりん、サバは塩で味付けした干物と生の中間のような感じのもの。冷凍してあるのをそのまま焼いてみました。

 特に赤魚は大きめだったので、なかなか火が通らず皮が焦げてしまいました。気にせずそのまま食べましたが、今度からは解凍してから焼いた方がいいみたい。
 でも美味しかった。焼き魚、大好き!


零余子ご飯

2021-10-22 20:37:07 | 食・レシピ

 昨夜はZOOM一の日会。
 緊急事態解除でリアル例会も可能になったので、オンラインとの兼ね合いをどうするか。みんなで話しあいました。けっこうややこしくて、解決策がなかなか見つかりません。

 今日は、一日、冷たい雨。畑には行かず、ベランダに残っていたムカゴを採りました。これでおしまい。

 夕食にはむかごご飯を炊いてもらいました。
 素朴だけど豊かな味。こういう味を楽しめるのはとてもうれしい。

 昼間には、昨日、つつじヶ丘の本屋さん「書原」で買った本をパラパラと吟味。

  • 浅羽通明『星新一の思想――予見・冷笑・賢愚のひと』(筑摩選書)
  • 山鳥重(あつし)『「わかる」とはどういうことか――認識の脳科学』(ちくま新書)
  • 高橋久美子『その農地、私が買います――高橋さん家(ち)の次女の乱』(ミシマ社)

 どれも面白そうで、今、読んでいる本を棚上げにしてでもとりかかりたい気持ち。いずれ感想を書きたいと思っています。

 他に図書館から借りてぽつぽつと読んでいる本もあるし、大変だぁ。


臭橙三昧

2021-09-25 20:44:47 | 食・レシピ

 数日前から、我が家ではカボスがふんだんに消費されています。大分在住の奇特な知り合いが大量に送ってくれたのです。

 今日は夕食のおかずのカツオの刺身に、搾り汁をジャブジャブかけ、まるでカボス汁のしゃぶしゃぶみたいな感じでいただきました。
 かすかな塩分があるので、このままでも美味しい。お醤油を少し加えると、さらに美味しい。

 搾り汁を使ったり、スライスした皮を使ったり、あれこれですが、面白いのは種から採った化粧水。
 種を水に浸けて作るのだそうですが、肌につけた瞬間、少しぬるっとして(種の成分のせいでしょうね)、掌で擦るとつるっとしてきて、すぐにさらさらになって肌に沁み込みます。この過程が楽しい。

 大分県カボス振興協議会のこのページにカボスの味のチャート図が載っていますが、ユズやスダチとはだいぶ違ったパターンを描いています。
 面白いのは国産レモンと似ていること(外国産レモンはまるで別パターン)。

 実は、国産レモンの種から芽を出させて、育てているんですよね。実が生るのはいつになるかわかりませんが、カボスに似た実ができるかどうか。今から楽しみ。


初秋刀魚

2020-09-10 20:42:10 | 食・レシピ

 サンマを焼きました。この秋、初めて。
 といっても、解凍もの。今年の新サンマではありません。
 でも、昨今の冷凍技術は素晴らしいので生サンマと比べても遜色はないと思います。

 実際、食べてもそのあたりはよくわかりません。ただ、脂の乗りがイマイチだったかな。
 それでも、美味しいですよ~。焼き魚、大好き。

 何度も書いていますが、我が家では魚を焼くは私の担当。軒先に七厘を据え、炭火をおこして焼きます。
 35年ぐらいやっているかな。かなりうまく焼ける自信があります。

 今日も、皮にほとんど焦げ目がつかず、それでいてパリパリ。中はふっくらジューシーに焼けました。
 一尾まるごと焼く時は、「焼く」というより、魚自身の皮で包んだ魚の身を蒸すという感じにするのが肝心だと思います。指先で触れると、中身がフツフツと煮え立っている。その感触が好きです。


初秋刀魚

2019-08-30 21:05:53 | 食・レシピ

 夕食用にサンマを焼きました。今シーズン初めて。
 といっても、最近獲れたものではなくて、冷凍してあったのを解凍して売っていたのだと思います。
 家の人の話ではかなりお買い得だったみたいですが、買い求める人はそんなに多くはなかったみたい。

 美味しかったです。やや小ぶりではありましたが、味は申し分なし。
 今年のぶんがまだそんなに獲れなくても、こうして冷凍ものが出てくればありがたいですね。そのうち、新しい漁もあるでしょう。

 〈小説推理〉10月号、発売中です。担当しているSFレビューで次の2作を取り上げています――

  • ジャスパー・フォード『雪降る夏空にきみと眠る〈上・下〉』(桐谷友未訳、竹書房文庫)
  • ハーラン・エリスン編『危険なヴィジョン〔完全版〕〈1・2・3〉』(伊藤典夫他訳、ハヤカワ文庫SF)

 『雪降る夏空に……』の原題は"EARLY RISER"。短くてすっきりしています。意味は「早く目覚める人」かな。
 この原題を、この日本版タイトルにする編集センスには驚きました。今月の日記の初めのほうで、トム・ジョーンズとかカルメン・ミランダとかに言及したのは、本書のせいです。