惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

NHK杯

2006-12-04 20:45:44 | スポーツ
 1日遅れの感想になりますが、ブィギュアスケートNHK杯。女子に続き、男子も1・2・3位を日本勢が独占。凄い。
 まあ、外国の強豪が日本でのグランプリに参加しなかったこともありますが、それにしても日本のフィギュアスケートはレベルが高い。今シーズンが史上もっとも輝いている時ではないかと思えます。

 女子では、浅田真央選手が「優勝するしかない」というギリギリのところで見事に優勝を決めた。したたかな勝負根性に感服。守りに入ることなく、トリプルアクセルに挑戦して成功させたところも素晴らしい。
 男子では高橋大輔選手と織田信成選手のつばぜり合いが見応え十分でした。フリーで先に滑った織田選手がほぼ完璧な演技を見せ、高得点を叩き出した後、高橋選手へのプレッシャーはただ事ではなかったはず。それをはねのけた集中力にたくましさを感じました。
 高橋選手の演技を見ていた織田選手が「しまった、これはやられたか……」と一瞬、悔しそうな表情を見せながら、すぐに先輩を讃える態度に変わったのも素敵でした。このライバル関係は長く続いて欲しい。

 さあ、今週末はいよいよファイナル。男子はブライアン・ジュベールがダントツですが、高橋と織田には2位と3位を競い合って欲しい。女子は浅田とキム・ヨナの戦いに安藤美姫選手がどう絡むか。楽しみです。