新聞記事によると、鳥が出現したのと同じ頃の化石だとか。
鳥は爬虫類の仲間ですが、今ではすっかり空に馴染んでいます。それに比べ、哺乳類で空に進出したのはコウモリぐらい。同じ頃から空を目指していながら、爬虫類と哺乳類でどうしてこんなに差がついたのか。
「根性の違い」ということもあるのでしょうが(冗談です)、羽根と毛の違いが飛翔能力を左右したということはないのでしょうか。どう考えても、羽根の方が、空を飛ぶ道具としては、毛よりもふさわしいような気がします。
コウモリの翼は指と指の間の膜(水かき)を発達させたものですよねえ。いかにも苦肉の策という感じ。毛の有効な使い方はなかったのでしょうか。
ハリネズミのようにトゲに変えたり、センザンコウのように鱗に変えたりすることもできるのだから、空を飛ぶのにふさわしい形状に進化させることも可能だったように思えます。
その時はどんな動物が出現していたのでしょうか。リスのような獣たちが空を飛びまわる光景を想像するのは楽しい。