惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

ちょろい世の中

2006-12-21 20:45:29 | 日記・エッセイ・コラム
 青島幸男さんで忘れられないのは、狙ったとおり直木賞を獲った時に「世の中、ちょろいもんだな」と言ったというエピソード。あの人にとってはそうだったんだと思います。

 彼の仕事の中では、たぶん「だまって俺について来い」(作曲:萩原哲晶、歌:植木等)がいちばん好き。
 歌詞はここで読めますが、やはり植木さんの歌で聞くのがいちばん。能天気で、世の中なんてどうにでもなるという気がしてくる。
 クレージーキャッツと組んでやった仕事の根底も、結局は直木賞のエピソードと連なるところがあって、青島さん自身はそれですごくうまくいってしまった。
 そんな姿を見ていると、肩が軽くなるというか、クヨクヨするのがバカらしくなったもんでした。

 でも、歌のとおりについて行って「そのうちなんとかなるだろう」といわれたりしたら、すごく腹が立つと思う。参院選でも、都知事選でも、1度も票を入れなかったのは、そんな気持ちがあったからかもしれません。

 1960年代を明るくしてくれた、いちばんの功労者。ご冥福を祈ります。