庭のカナメモチの木の枝に巣箱を掛けています。
そこにシジュウカラが巣作りを始めたのが、4月初めだったように思います。それからひと月あまり、順調に子育てが進んだらしく、どうやら昨日、雛が巣立っていったようです。
そこにシジュウカラが巣作りを始めたのが、4月初めだったように思います。それからひと月あまり、順調に子育てが進んだらしく、どうやら昨日、雛が巣立っていったようです。
一昨日(3日)には、まだ終日、餌を運んでいました。しかし、昨日は朝、巣箱の周辺で何回か姿を見ただけで、もう餌運びをしていませんでした。
で、今日も鳥の気配がないので巣箱を開けてみたところ、中は空っぽ。
写真は、屋根を外して上から覗き込んだところ。下に出入り口の穴が見えます。
上の丸く凹んだところに卵が収まっていたのでしょうね。何羽、孵ったのかなあ。見られなかったので、まったくわかりません。
巣の材料は、土台がコケ。その上にシュロの繊維を置き、柔らかい犬の毛をシーツ替わりに敷いています。なかなか見事な細工。
また来年、使ってもらえるように、巣箱は空にして、秋に掛ける予定です。
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