相変わらずキノコもあれこれ見ているのですが、今日は風雅な野の花。
キツリフネというのだそうです。細い柄でぶら下がった小人の帽子のような花。
紅紫色の花を咲かすツリフネソウの仲間で、黄色のツリフネソウという意味です。
ツリフネソウの語源は、船を釣り下げたような形の花から来ています。船は帆掛け舟だとか。
筒型の花を、風をいっぱいにはらんだ帆に見立てたのでしょうか。
横から見ると、こんな具合。
(ステレオグラムになっています。交差法でご覧ください)
撮影場所は都立桜ヶ丘公園。
農業者大学校のグラウンド跡が最近、整備されて池のある広場になりました。そこのいちばん上手あたりに何本か生えているようです。