多摩市にある都立桜ヶ丘公園は、最近、よく部活(ポッカール&ウオーキング)に訪れる場所です。
今日の夕方、山の上にある記念館のあたりを歩いていたら、木材のチップを敷いてある地面に小さなキノコが輪を作っているのを見つけました。直径1メートルぐらい。
今日の夕方、山の上にある記念館のあたりを歩いていたら、木材のチップを敷いてある地面に小さなキノコが輪を作っているのを見つけました。直径1メートルぐらい。
「おっ、妖精の輪だ!」と思いました。本では読んでいましたが、実物を見るのは初めて。
正式な日本語では「菌輪」というのだそうですね。菌類が地面に描く輪のこと。
地下では菌糸がかたまりになった菌糸体が広がり、そのあちこちから子実体(キノコ)が伸び出て輪を作っているのです。
西洋ではこの輪の中で妖精が踊りを踊ったという言い伝えがあるとか。一説には、妖精でなく魔女が踊るとも。その場合は「フェアリー・リング」ではなく「ウィッチ・リング」というのでしょうか。
近寄って見ると、こんな感じ。
手元の図鑑で調べると、シワナシキオキナタケのようです。チップ上で菌輪を作ると、解説にはあります。
他に菌輪を作るのは、草地ではハラタケ属のキノコ、落葉上ではオオホウライタケなどだそうです。
今は湿気が多く、キノコをよく見かけます。判別が難しいけど、おもしろいですね。