惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

オッサン坊や

2010-07-20 21:15:20 | 日記・エッセイ・コラム
 市民プールで泳ぎ終え、更衣室に戻った時のこと。
 初めて見る男の子(小学4年ぐらい)が私に話しかけてきました。

 「こんにちは」
 私も返事をかえします。
 「こんにちは」
 「今日は人が少ないですねえ」

 実に堂々たるオッサンぶりで、まったく躊躇する様子なく話題を振ってきます。
 おいおい、何ちゅうガキじゃ、と思いながら相手をしました。

 「昨日は多かったけどね。休日だったから」
 「あ、そうだったんですね」
 「学校はいつから休み?」
 「今日が修了式でした」
 「じゃあ、明日から夏休みだね」
 「はい、そうです」
 「そしたら、プールに来る人も増えるんじゃないかな?」
 「そうですねぇ」

 ざっと、こんな感じ。子ども相手に四方山話をしているとは思えませんでした。

 どういう環境で育つと、ああいう立派な子どもが育つんでしょうね。
 感心しつつ、でも、やっぱり内心では笑ってしまいました。