惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

鬼灯市

2011-07-16 21:22:12 | まち歩き
 今日も暑い。
 でも、少し疲れが残っていたので市民プールはお休みにし、夕方、ポッカールをぶら提げて散歩に出ました。

 いつものようにカニ山の山道などを経由して深大寺に行くと、今日はなぜか人がたくさんいます。鬼灯市をやっているのでした。
 ほぼ無人の参道を期待していたのですが、浴衣の少女が歩いていたりして、これはこれで楽しい。

Steps1107 でも、ちょっと裏へ回るとこのとおり、寂しい坂道があります。
 ここは深沙堂裏の深沙大王の池から墓地へ上がる小道。突き当たりにある建物はお蕎麦屋さんですが、めったに開いているところを見ません。よほど人出が多い時だけ営業するのでしょう。

 ここから武蔵境通りに出て緩い坂を下って帰宅。
 途中、野川ではヒナを連れたカルガモに餌をやる人もいれば、カワセミの写真を撮る人もいます。のどかな場所だなあと、あらためて思いました。

 遅くなりましたが〈ナンクロメイト〉8月号発売中。担当している新刊紹介欄で次の3冊を取り上げています――

  • 牧野修『大正二十九年の乙女たち』(メディアワークス文庫)
  • 吉沢譲治『血のジレンマ サンデーサイレンスの憂鬱』(NHK出版)
  • 『文藝別冊 総特集/吾妻ひでお』(KAWADE夢ムック)
 『大正二十九年の乙女たち』は牧野さんらしい怖い部分もありますが、それ以上に、凛々しくて美しい乙女たちが素敵。