危惧したとおり、また真夏の暑さが戻ってきました。最高気温34度。しかも湿度が高い。台風の遠い影響でしょうか。
しかし、夕方には俄か雨があり、気温はかなり下がりました。夜、開け放してある窓から流れ込む外の空気が心地よい。
しかし、夕方には俄か雨があり、気温はかなり下がりました。夜、開け放してある窓から流れ込む外の空気が心地よい。
今日のステレオグラムはワルナスビ。ナス科の多年草で茎には鋭いトゲがあります。あちこちにはびこって始末に負えないので、発見した牧野富太郎博士がこう命名しました。どうしようもない雑草なので「うってつけた佳名である」と、自慢しています。
5つの黄色い葯(オシベの先っぽ)が目立ちます。まるでバナナのよう。
さぞ花粉がたっぷりだろうと指で触ると、意外にスベスベしていて、黄色い花粉がつくことはありません。
実は、花粉は葯の中にあって、先端にあいた穴から出るのだそうです。ケチというか、締まり屋というか。
そのせいか、やたらに花は咲いているのに、あまり虫が集まっている様子はないんですよね。