韓国を訪問したトランプ大統領は、今日、ヘリコプターで北朝鮮との間の非武装地帯に向かったものの、濃霧のため着陸できず引き返したといいます。
現地で文在寅大統領と合流し、一緒に視察することになっていたのが、ダメになってしまいました。
読売新聞によれば、「トランプ氏の視察は予定にはなく、７日の首脳会談で文氏が勧めて急きょ決まった」ということですが、トランプさんは、アメリカを発つ前から非武装地帯訪問について、「言いたくない」しかし「驚くことになる」と思わせぶりなことを言っていました（毎日新聞10月26日）。
どうやら、予定には組み込まず、突然、視察することを狙っていたのでしょう（ということは、綿密に計画を練っていた？）。
でも、その思惑は悪天候のため、ご破算になってしまった。
ちなにみ、文大統領は、先にヘリコプターで到着して待っていたそうです。急激な天候変化があったのでしょうか。
トランプ大統領にとっては、韓国訪問の「目玉」がなくなってしまったようなものかもしれません。毎日新聞夕刊には、「電撃視察が不発に終わったことに〈大統領は相当いら立っている〉という」とあります。
なお、韓国国会での演説で、トランプさんは大好きなゴルフのことも話題にし、韓国女子選手たちの世界での活躍ぶりを讃えたそうです。