梅雨前線が南の海上に下がり、今日は梅雨の晴れ間。湿度も少なめでさわやかでした。
市民農園からの収穫。
なす、キュウリ、いんげん、ミニトマト、シシトウなどは馴染の野菜ですが、今日の「特別ゲスト」は左端のスベリヒユ。
畑に生えている雑草です。乾燥に強く、夏の日照りの時もしつこくはびこります。
食べられるという話は前々から聞いていたのですが、その気になったのは初めて。草むしりの際、わざとそのまま残しておいて、ある程度、育ったところを収穫してみました。
スベリヒユ科の一年草で、花のきれいな園芸品種は「ポーチュラカ」と呼ばれます。マツバボタンもお仲間。
多肉植物のような外観で、実際、茎も葉もぷっくりと厚みがあります。
軽く茹でたものを、家の人が二種類に味付けして夕食に出してくれました。
醤油にかつお節味とマヨネーズ味。
どちらもそこそこいけました。
味は「酸味がある」といわれていますが、土のせいかそれも感じず、くせがなくおとなしい。それよりも食感がおもしろいんです。ポリポリしていて、ちょっと茎わかめを思わせる弾力があります。
とりあえずどのようなものかはわかったので、今度はもっと踏み込んだ料理にしてもらうことにしましょう。