散歩で出会う花。今日はヤマボウシに注目してみました。
名前の由来は武蔵坊弁慶の姿を思い浮かべれば一目瞭然ですね。比叡山延暦寺の僧兵のことを「山法師」と呼び、白い頭巾の裾が大きく広がっていたのが特徴。
この花の白い「頭巾」は花びらではなく「総苞」と呼ばれる葉で、形も色も変形し花を守るように広がっています。一枚一枚の「花びら」は「総苞片」ということになります。
花は中央の、坊主の頭部分。小さい花がいくつも集まって球状になっています。
花と総苞との取り合わせは、今、咲き始めているドクダミも同じですね。
この花が咲くと雨の季節の到来を感じます。
今日は朝から午後まで粉糠雨。梅雨入りしたかと戸惑ってしまいました。
まだ早いよ~。