庭先のプランターでイチゴを作り始めて10年近くなると思います。
秋に植え、春になってようやく実ったイチゴをダンゴムシに齧られたり、ネズミに取られたり。苦労の連続でした。
特にネズミには手を焼きました。ネットで覆ったり、プランターの台に「ネズミ返し」をつけたり、あれこれ対策しても効果がなく、100均の味噌漉し2つを合わせた金網ガードで守ることでなんとか撃退していることは、以前にも書きました。
その成果があがり、今年はかなりの収穫がつづいています。
写真は今朝、採れたイチゴ。とちおとめと東京おひさまベリー、2種類が混じっています。
出来不出来を左右するのは、やはり土でしょうか。今回は調合した培養土を2か月ぐらい寝かせてから、苗を植えました。これが良かったのではないかと勝手に考えています。
その間に、菌の増殖などでイチゴの生育に適したものになっのてはないか、と。土は生きているんですよね~。
採れたイチゴは朝食のヨーグルトに入れますが、今日は余分が出たので、夕食のデザートにもなりました。甘くて美味しい。上出来でした。
〈小説推理〉6月号が発売になりました。担当のSFレビューで次の3冊を取り上げています――
- 笹本祐一『星の航海者1 遠い旅人』(創元SF文庫)
- スザンヌ・パーマー『〈ファインダー・ファーガソン〉 巡航船〈ヴェネチアの剣〉奪還!』(月岡小穂訳、ハヤカワ文庫SF)
- 斜線堂有紀『回樹』(早川書房)
イチ推しは『巡航船〈ヴェネチアの剣〉奪還!』。流れ者のタフガイとじゃじゃ馬娘が活躍する伝統的スペースオペラです。こういうのもいいなぁと思います。
この書評は双葉社のウェブサイト「CoLoRFuL」で読めます。どうぞよろしく。