9月に入っても相変わらず、晴れて、暑い。最高気温 34.1℃(隣町アメダス)。
それでも夜明けは遅く、日暮れは早くなってきているので、耐え難い日中の時間が短縮されているのが、せめてもの救い。
と思っていたら天気予報は、明日から一週間先まで曇りや雨。暑さは緩むのでしょうが、そんなにずっとお天気が悪いのも困ったもんです。
時期遅れになりますが、今日、散歩の途中で見かけた「馬」と「牛」。
お盆に飾ったのがそのまま残っているのでしょうか。深大寺裏の墓地で遭遇しました。
丁寧な作りで、角の表現が面白いし、ナスのヘタをとった跡が顔のように見えるのもいいですね。
〈小説推理〉10月号が発売中です。担当のSFレビューで次の3冊を取り上げています――
- 劉慈欣『超新星紀元』(大森望+光吉さくら+ワン・チャイ訳、早川書房)
- 小川一水『ツインスター・サイクロン・ランナウェイ3』(ハヤカワ文庫JA)
- 伊野隆之『ザイオン・イン・ジ・オクトモーフ イシュタルの虜囚、ネルガルの罠』(アトリエサード)
『超新星紀元』は劉慈欣さんの第1長編。26歳の時に書かれたそうですが、スケールの大きさとアイデアの突拍子もなさがすでに爆発しています。
『ツインスター・サイクロン・ランナウェイ3』については、内容から「これでめでたく完結した模様」と記してしまいましたが、先月末に出た〈SFマガジン〉10月号の「編集後記」に「次巻へ続きます」とありました。お詫びして訂正します。
この書評は双葉社のウェブサイト「CoLoRFuL」で読むことができます。