昨夜はサッカーアジアカップのテレビ観戦をしていて日記が書けませんでした。日本はベスト8どまり。無念。
今日は午前中、雨。午後も曇ったままで日没後ようやく雲が晴れました。寒い一日。
庭のロウバイの花。雨に濡れ、ガラス細工のようです。
土曜日のNHK・FM、ピーター・バラカンさんの「ウィークエンドサンシャイン」で、金延幸子「青い魚」がかかりました。ヴィム・ヴェンダース監督の映画『Perfect Days』の挿入歌なのだそうです。
金延さんといえば……と思い、〈SFマガジン〉2月号(今、店頭に並んでます)を引っ張り出しました。「金延幸子インタビュー フィリップ・K・ディックとの日々」という記事が掲載されているのです。インタビュアーは高田蓮さん(ミュージシャン:高田渡さんのご子息ですね)。
一度、ざっと読んではいたのですが、ヴェンダース監督が「青い魚」(もしくはこの曲が入ったアルバム『み空』)を好んでいたようなヒントがあるのかと思って読み直してみたのです。
ヴェンダースとの関りについては何もありませんでした。
ただ、金延さんの『み空』がアメリカで聞かれたきっかけは、来日したポール・ウィリアムズさん(ロック評論誌〈クロウダディ〉を創刊したサブカルチャー評論家)と彼女が結婚してアメリカに渡り、友人だったディックが気に入ったあたりかららしい。
金延幸子さんの名前は大学時代に少し聞いたことがありましたが、曲の記憶はなく、その後のこともまったく知りませんでした。
こんな経歴があり、今またこんなふうにしてもどってきたとは。新鮮な驚き。
そんなこんなで、金延さんの曲をネットで聞いたり、ついでに学生時代の記憶が蘇って南正人さんの曲を聞いたり。思わぬ展開の午後となりました。