紅葉したり黄葉したりする植物は、葉を落とす前に葉緑素を分解してタンパク質や脂質、核酸などの貴重な栄養分を回収します。あとにカロテノイドが残るので、これが赤や黄の光を反射するということです。
体内の養分を無駄にしないで、次の準備をしているわけですね。
それが人の目を楽しませてくれるのですから、自然の摂理はありがたい。
我が家の庭のサルスベリも黄葉しました。光に輝くところを居間から眺めることができます。
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〈小説推理〉1月号が発売になりました。担当しているSFレビューで次の3作を取り上げています――
- 筒井康隆『カーテンコール』(新潮社)
- ジョン・スコルジー『怪獣保護協会』《内田昌之訳、早川書房》
- 宮澤伊織『ときときチャンネル 宇宙飲んでみた』《東京創元社》
『カーテンコール』は、筒井さんご自身が「これがわが最後の作品集になるだろう。」とオビで言っている短編集。担当編集者は「信じていません!」と付け加えていますが、筒井さんのことですから、ぜったいびっくりするような作品をひそかに用意しているにちがいありません。
この書評は双葉社のウェブサイト「CoLoRFuL」で読むことができます。
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