惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

金細工師

2013-12-22 19:58:42 | ギャンブル

 競馬の有馬記念はオルフェーヴル(フランス語で「金細工師」)が2着に8馬身の差をつけて圧勝。素晴らしい強さを見せつけて現役生活を締め括りました。

 個性の強い馬でした。圧倒的に強いのに、気まぐれというか、やんちゃというか。レースで走りに専念できなかったり、騎手を振り落したり。調教も騎乗も大変だったでしょうね。

 3歳馬の時はダービーや菊花賞で儲けさせてもらい、ありがたかったのですが、最初のフランス遠征の失敗など、色々なエピソードが忘れられず、本当に印象深いものがあります。今後は種牡馬として励むようですが、実戦では対決することのなかったディープインパクトとの、仔同士の争いなども今後の興味の的です。

 レース後の勝利ジョッキーインタビューで池添謙一騎手が長口舌をふるったのにも驚きました。
 「馬も騎手も厩舎も死にものぐるいで頑張っています。日本の競馬をよろしくお願いします」というような意味だったと思いますが、凱旋門賞でフランス人ジョッキーに乗り換わられたことなども含め、この馬への思い入れが大きいことをうかがわせました。

 ともあれ、ひとつの時代が終わり、新たな伝説が誕生したことを感じるレースでした。


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