手許に届いた〈文芸家協会ニュース〉令和3年3月号に津山紘一さんの訃報が載っていました。
津山さんの逝去が報じられたことはなかったと思いますので、ここに記しておきます。
津山紘一さんは、1944年福岡県生まれ。1970年代後半から1980年代中頃にかけて短編主体に活躍されていました。2020年12月27日没。76歳。
筒井康隆さんが「屋根屋」と呼んで可愛がっておられたように思います。津山さんは屋根葺き職人をしながら、小説を書いておられたんですね。
おそらく第2回問題小説新人賞(1976年)を津山さんが「「13」」で受賞した時、筒井さんが審査員だったので、それ以来のご縁だったのではないでしょうか。
1977年から約10年間、〈奇想天外〉、〈SFアドベンチャー〉誌に多数、SFのような、SFともいえないような、味わいのある作品を発表されていたことが記憶に残っています。
主な著書に『ブルシャンブルーの奇妙な黄昏(たそがれ)』(徳間書店、1979)、『時のない国その他の国』(集英社、1980)、『屋根屋狂躁曲』(集英社、1983)、『宇宙料理店』(集英社文庫コバルトシリーズ、1983)。訳書に、ウル・デ・リコ『虹伝説』(小学館、1981)。
作風も経歴もユニーク。お会いしたことはありませんでしたが、作品は大好きです。
今日も市民農園。今月1日から1週間、皆勤賞です。
今日は畝にポリマルチをかけ終え、その一部にトウモロコシ苗を植えました。
まだ朝方は冷え込みそうなので、上にビニールトンネルをかけてあります。
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