今日は庭木の春の剪定。
暖かいので――最高気温 17.5℃(隣町アメダス)――外での仕事が楽です。
カイヅカイブキの伸びた枝葉を刈り込み、樹形を整えました。切るのと、切った枝葉をシュレッダーにかけやすく処理するだけで半日つぶれてしまった。
〈小説推理〉5月号が出ました。担当のSFレビューで次の4冊を取り上げています――
- ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア 『あまたの星、宝冠のごとく』 (伊藤典夫・小野田和子訳、ハヤカワ文庫SF)
- ジョン・ヴァーリイ 『さようなら、ロビンソン・クルーソー 〈八世界〉全短編2』 (浅倉久志・大野万紀訳、創元SF文庫)
- コードウェイナー・スミス 『スキャナーに生きがいはない 〈人類補完機構全短篇①〉』 (伊藤典夫・浅倉久志訳、ハヤカワ文庫SF)
- 火浦功 『昭和な街角 ―火浦功作品集―』 (毎日新出版ミューノベル)
甘い感傷を徹底的に排除したティプトリー最後の作品集にノックアウトされました。これに紙数を費やし過ぎてヴァーリイとコードウェイナー・スミスはタイトルを挙げたのみ。火浦功さん久々の作品集もほんのちょっぴりしか触れられませんでした。
ティプトリー、怖い。
ちなみに、ティプトリだけ本屋で見かけて速攻で買ったので紙の本ですが、他の2冊は電子書籍です。値段のせいもありますが、最近では場所を取らない電子書籍を買うことが徐々に増えていますが、森下さんは如何ですか?
巨匠の作品はいいですね……などと言いだすと旧弊な老人になった気もしますが(^.^)