昨日、ディープインパクトについて「束になってもかからない」と書いたところ、旧知の小泉さん(@一の日会)から――
- 「束になって(かかって)も敵わない」ですか?
- こういう用法があるのでしょうか?(流行でしょうか?)
というメールを頂戴しました。
そうですよねえ。「束になってかかる」という(正当な)用法からすれば、「束になってもかからない」は「集団になっても挑戦しようとしない(情けない者たち)」という意味になってしまいますよねえ。
お詫びして訂正します。小泉さんがおっしゃるとおり、正しくは「束になっても敵わない」でした。
でも――ここから言い訳ですが――同郷の家内に訊いてみると「〈束になってもかからない〉でいいんじゃない」といいます。
なぜかというと、高知では「かからない」を「かなわない」の意味で使うのですよ。たとえば「なんぼやってもかからんかった」は、「いくら挑戦してもかなわなかった」という意味になります。
だから、たぶん田舎では「束になってもかからん」と普通にいっていた……ような気がするんですね。
「流行」ではなくて、「方言」でした。ということで、どうぞお許しを。
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