うちの母親は「べんしょ」と濁らないで呼んでいたなあ……と思い出しました。
このところちょっと「濁る音」「濁らない音」が気になっていて、たとえば「三階(さんがい)」は濁るのに、「四階(よんかい)」が濁らないのはなぜだろう? とか、考えたりしています。
どうやら、濁る・濁らないはかっちりとした法則があるわけではなく、習慣によるところが大きいらしいですね。
で、あれこれ考えているうちに、「便所」のことを思い出したのでした。
母親の場合、何かの勘違いだったのか? それとも、方言のようなもので、田舎(高知)の一部では「べんしょ」と呼びならわしていたのか?
よくわかりませんが、「便所の語源は〈鬢所(びんしょ)=髪を整える場所〉」という説もあるらしいので、結構、由緒ある言い方をひきずっていたのかもしれません。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます