シンガポールからとてつもなく強い馬が来日したというので楽しみにしていた中山競馬場のGIスプリンターズステークス。
くだんの馬ロケットマンは4位に沈み、国内馬カレンチャンが優勝したのですが、レースのスタート直前、各馬がゲートインしている最中に、1頭、ビービーガルダンが佐藤(哲)騎手を振り落としてコースを走り出しました(これを「放馬」というそうです)。
くだんの馬ロケットマンは4位に沈み、国内馬カレンチャンが優勝したのですが、レースのスタート直前、各馬がゲートインしている最中に、1頭、ビービーガルダンが佐藤(哲)騎手を振り落としてコースを走り出しました(これを「放馬」というそうです)。
騎手を乗せないビービーガルダンは全力疾走といっていい状態でコースを2周、さらに普通に走る感じでもう1周、計3周したのではないでしょうか。なんとか捕獲して馬体検査をした結果、疲労が著しいということで出走除外となりました。
1頭だけ、懸命にコースを走る馬は何を思っていたのでしょうか?
走るために生きる動物の宿命か。走り続けるビービーガルダンを見ていて、なんだかせつないものを覚えました。
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