閉店セール

お昼前、市役所へ出かけ、さっそく市民農園を借りる手続き。

これからどの区画を使うかという割り当てが決まり、月末にその通知が来ます。

それまでに、畑はどんな畝にして、どのように植えつけるのかを考えなくては。

そして、苗を育てたり、種を探したり。

待ち遠しいけれど、計画を立てながら待つのも楽しみです。

夕方は駅前のスーパーマーケットへ。

地下１階～地上４階の店舗のうち、地上２～４階を５月中旬に閉店すると、今朝の新聞チラシにあったのです。
閉店割引セールを開催するというので、10パーセント引きになるというママチャリを見てみようかと。

今、畑に行くのに使っているママチャリは20年前に購入したもの。あちこちガタが来ていて、そろそろ買い替えかなと思っていました。
手ごろなのがあれば考えてみようと思いながら見ているうちに、付属品に目が行き、ダイナモライトが20パーセント引きになっているのに気づきました。

今の自転車はダイナモライトがダメになっていて、暗くなる時は携帯用のライトを使っています。もしダイナモライトが使えれば……と考えているうちに、他の不具合は調整してなんとかなるだろうから、これを入手すればあと何年かは大丈夫かなという気がしてきました。

ということで、自転車本体ではなく、ライトだけを買って帰宅。
これで良かったと納得しております（貧乏性）。

当選！

昨日からの雨がお昼過ぎまで降りつづき、寒い一日。

家でじっとしていると、体は芯まで冷え、なんだかしょんぼりしてきます。時おり、四股踏みなどしましたが、体温も気持ちもなかなか上向きになりません。

夕方には雨もあがっていたので、ぐんぐん歩いて体を温めようと散歩に出ました。

桃の花にしがみついて花粉を食べているメジロを見たり、咲き始めたヒカンザクラ（もしくは寒緋桜）を見たり。少し気分をよくして帰宅すると、もっとうれしいことが待っていました。

申し込んでいた市民農園の当選通知が届いていたのです。

いやあ、天にも昇る心地。
これでまた３年間、畑づくりが楽しめます。うれしい、うれしい。

〈小説推理〉４月号発売中です。担当のＳＦレビューで次の３作を取り上げています――

• フレッド・セイバーヘーゲン、キース・ローマー他著・中村融編『星、はるか遠く　宇宙探査ＳＦ傑作選』（創元ＳＦ文庫）
• 立原透耶編『宇宙の果ての本屋　現代中華ＳＦ傑作選』（新紀元社）
• デイヴィッド・ウェリントン『妄想感染体〈上・下〉』（中原尚哉訳、ハヤカワ文庫ＳＦ）

米英と中国の名作短編アンソロジーを並べてみました。『妄想感染体』は三部作の第一部。

この書評は双葉社のウェブサイト「ＣｏＬｏＲＦｕＬ」で読むことができます。

ポイ活

「ポイ活」とは「ポイント活用」の略のようですね。「ポイント活動」かと思っていた……。

いちおう、私もやっています。
クレジットカードのポイントと、各店舗が独自にやっているポイントや共通ポイントのたぐい。ポイントカードを持っているのもあれば、スマホにインストールしているのもあります。

そのうちのひとつに、近所のスーパー「マルエツ」のポイントサービスがあって、ここはＴポイントが付与されます。
毎日引けるお楽しみクジもあり、スロットマシンのような絵の窓３つのどれかをタップすると「当たり！」と出て、当日200円以上買い物をすることを条件に、３ポイントとか５ポイントとかがもらえるようになっています。恥ずかしながら、運だめしのつもりでほぼ毎日、挑戦しています。
３ポイント、５ポイントと出ても、買い物に出かけるわけではなく、そのまま無効になることがほとんどですが、これまでに２度、50ポイントが当たりました。

50ポイントといえば、200円で１ポイント付くのですから、１万円ぶんのポイントですよね。
そんなふうに考えると、とてつもない儲けのような気がして、買い物をせずにはいられなくなってしまいます。

で、２度目が当たった今回、家の人に「何か買えるもの、ないかなあ？」と相談すると、「お買い得のエビがあれば料理するわよ」と言われました。
で、いそいそとスーパーに出かけ、芝エビ250グラムを購入。まんまとポイントに釣られた格好です。

でも、夕食に食べた芝エビのかき揚げはとても美味しかった！
ポイ活もいいかなあと思ったことでした。

植え替え

一日中快晴で、昨日よりさらに気温が上がりました。最高気温 14.5℃（隣町アメダス）。

午前中は庭仕事。鉢植えのロウバイを植え替えました。

もともとは拾ってきた種から育てたものですが、ちょっと大きめの鉢に植えて何年経っていたものやら。少なくとも５年は過ぎていたと思います。
簡単に剪定して、鉢から掘り出してみると、根がいっぱいに伸びていました。まるで髭剃りのシャボンを塗る刷毛のよう。

ひとまわり大きめの鉢に据え、まわりの隙間に土を棒で押し込みました。けっこう隙間があり、どんどん入ってゆきます。
ぐらぐらしなくなったら植え替え終了。

これからさらに育ち、たくさんの花を咲かせて欲しいものです。

ハリウッドの桜

朝からよく晴れ、最高気温 12.6℃（隣町アメダス）とそこそこの暖かさ。

近所の「ハリウッドの桜」が満開になっています。

桜の品種としてはオオカンザクラだそうです。
毎年のように書いていますが、かつてここに「メイ牛山のハリウッド化粧品」（かつてはかなり有名でした）の工場があり、1962年、工場開設当時ここに植えられたものが、工場の閉鎖、マンション建設という荒波を乗り越え、今に至っています。

３年前（2021年）に日本樹木医会が診断した際の記録によると、樹高12.5メートル、幹周3.24メートルとなっています。樹齢は70年以上と推定されていて、植えた時、それなりの大きさだったのでしょうね。
この記録にあるのは手前の大木だと思われますが、奥にもう１本、少し小さめの、同じ種類の桜があります。

ハリウッドの桜が咲くと、そろそろ本格的な春。今日、特に夕方は、春めいた空気になってきていました。