金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

最近万年筆を使うことが増えました

2024年04月06日 | うんちく・小ネタ
最近万年筆を使うことが増えました。使う万年筆はパイロットのカクノという千円程度のペンです。

よく使う場面は外国人に日本語を教えている時、漢字を紙に書く時です。楷書で大きな字を書くときはボールペンより良いですね。パソコンやスマホでものを書くことが多くなり漢字を忘れがちですが万年筆を使ってブレーキをかけようと考えています。このペン、値段の割に書き味良いですね。

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連銀は「雇用統計」より「インフレ統計」重視。強い雇用データに株価反発。

2024年04月06日 | 投資
 昨日発表された3月の米国雇用統計は、市場予想を上回る強い数字だった。雇用市場が強いと賃金上昇圧力が高まり、インフレが持続するので、連銀は利下げを先送りするので、株式相場にはマイナスというのが、このところのムードだったが、昨日のセンチメントは異なっていた。
 3月の非農業部門雇用者増は事前予想の200千人増を大きく上回る303千人だった。失業率は3.8%(2月は3.9%)で予想通り。平均時間給の対前年同月比の伸びは4.1%でこれは2021年6月以降最低の伸びとなった。
 パウエル連銀議長は、ここ数カ月強い雇用市場は、彼にとって恐れるものではないというシグナルを示していた。
 その理由は、移民の数がリバウンドし、労働市場に移民が流れ込んでいることだ。
 このためパウエル議長や他の連銀高官は、雇用統計よりもインフレ統計の方を重視すると示唆してきた。市場参加者の最大の関心は来週発表される3月の消費者物価指数になった。
 今週米国株は売りが続いていたが、金曜日になって反発した。
 本来強い雇用データは好景気を意味し、株価にはプラスのはずだ。昨日の米国株市場はあるべき姿に戻ったのかもしれない。
 なおトレーダーの間では、今年の連銀の利下げ回数の予想は3月時点の3回から1~2回に減少している。為替にとってはドル高基調が持続するという判断になるだろう。
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