後立山の写真をブログに載せたらH先輩他からおほめのコメントを頂きました。お礼を申し上げます。さて先週末信州の白馬八方に行った時オーストラリア人を沢山見かけたとブログに書いたが、オーストラリア人のことが気に懸かり、帰ってからオーストラリアのインターネット・サイトを見ると「スキーリゾートとして信州を強く推薦する」と
案内記事があった。記事によると「オーストラリアではニセコが有名~ケアンズCairnsから札幌に直行便がある~ だが、同地ではオーストラリア人が多過ぎる。それに比べて信州はオーストラリア人は少ないし、東京から新幹線(長野まで)で行ける。雪質と景色は素晴らしい」という推薦の言葉があった。こんなサイトを見て信州に来るオーストラリア人が増えているのだろう。
ところでオーストラリア人はどれ位豊かなだろうか?と思って、一人当たりGDPを調べて見ると37,500米ドルだった。日本の一人当たりGDPは33,800米ドルだから、一人当たり4千米ドル位高い。4千米ドルというとオーストラリアから日本に一回旅行できる金額だ。
エコノミスト誌グループの調査機関によると、オーストラリアの2008年から2012年の予想経済成長率は2.9%である。また予想対円為替レートは09年136円(1豪ドル)、10年148円(1豪ドル)と豪ドル高の予想だ。この予想が正しいとすると豪州から日本に来る旅行客やスキーヤーはまだまだ増えそうだ。
オーストラリアの経済が好調な理由は、経済改革が上手く行っていることもあるが、鉱物や農産物などコモディティ価格が上昇していることが大きいだろう。
話は飛ぶがコモディティ価格の上昇というと、先週末の米国では投資家のマインドを大きく変えるような出来事があった。
米国では今景気が後退する中で物価が上昇するという最悪のスタグフレーションのリスクが懸念されている。
スタグフレーションStagflationとは不況(スタグネーションStagnation)とインフレーション(Inflation)の合成語だ。スタグフレーションは1970年代に経験したことがあるが、物価が上昇する中で失業率も上がるという大変好ましくない経済状態だ。
先週末、米連銀のバーナンキ議長はインフレリスクよりも不況リスクを避けるという決意を示した。つまりインフレを恐れず政策金利を引き下げるなどの金融緩和策を持続させるという意向を示した。
インフレになると金などのコモディティの価格が上がるので、目敏い投資家筋は株式や長期債券を売却してコモディティ投資に資金を投入した(既に投資している人も多いが)。このため株式の大幅下落(週明け3月3日の東京も日経平均610円の下げ)となった。
話が飛んでしまったが、風吹けば桶屋が儲かるという論法で言うならば、コモディティ価格が上がるということは日本の様な非資源国は外国により高い価格を払って商品を買うことになり、オーストラリアのような資源国はより多くの外貨を受け取ることでリッチになるということだ。
ということは益々オーストラリアからのスキーヤーが増えそうだということになる。
日本で資源高を嘆くより、オーストラリア人やその他の国のスキー愛好家を誘致するプロジェクトを推進する方が良いかもしれない。それが日本の数少ない天然資源を世界に売り出すことだろう。
そんなプロジェクトがあれば私もお手伝いしたいと思っている。