金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

まだまだ増えそうな豪州スキーヤー

2008年03月04日 | 社会・経済

後立山の写真をブログに載せたらH先輩他からおほめのコメントを頂きました。お礼を申し上げます。さて先週末信州の白馬八方に行った時オーストラリア人を沢山見かけたとブログに書いたが、オーストラリア人のことが気に懸かり、帰ってからオーストラリアのインターネット・サイトを見ると「スキーリゾートとして信州を強く推薦する」と
案内記事があった。記事によると「オーストラリアではニセコが有名~ケアンズCairnsから札幌に直行便がある~ だが、同地ではオーストラリア人が多過ぎる。それに比べて信州はオーストラリア人は少ないし、東京から新幹線(長野まで)で行ける。雪質と景色は素晴らしい」という推薦の言葉があった。こんなサイトを見て信州に来るオーストラリア人が増えているのだろう。

ところでオーストラリア人はどれ位豊かなだろうか?と思って、一人当たりGDPを調べて見ると37,500米ドルだった。日本の一人当たりGDPは33,800米ドルだから、一人当たり4千米ドル位高い。4千米ドルというとオーストラリアから日本に一回旅行できる金額だ。
エコノミスト誌グループの調査機関によると、オーストラリアの2008年から2012年の予想経済成長率は2.9%である。また予想対円為替レートは09年136円(1豪ドル)、10148円(1豪ドル)と豪ドル高の予想だ。この予想が正しいとすると豪州から日本に来る旅行客やスキーヤーはまだまだ増えそうだ。
オーストラリアの経済が好調な理由は、経済改革が上手く行っていることもあるが、鉱物や農産物などコモディティ価格が上昇していることが大きいだろう。

話は飛ぶがコモディティ価格の上昇というと、先週末の米国では投資家のマインドを大きく変えるような出来事があった。
米国では今景気が後退する中で物価が上昇するという最悪のスタグフレーションのリスクが懸念されている。
スタグフレーションStagflationとは不況(スタグネーションStagnation)とインフレーション(Inflation)の合成語だ。スタグフレーションは1970年代に経験したことがあるが、物価が上昇する中で失業率も上がるという大変好ましくない経済状態だ。

先週末、米連銀のバーナンキ議長はインフレリスクよりも不況リスクを避けるという決意を示した。つまりインフレを恐れず政策金利を引き下げるなどの金融緩和策を持続させるという意向を示した。
インフレになると金などのコモディティの価格が上がるので、目敏い投資家筋は株式や長期債券を売却してコモディティ投資に資金を投入した
(既に投資している人も多いが)。このため株式の大幅下落(週明け33日の東京も日経平均610円の下げ)となった。

話が飛んでしまったが、風吹けば桶屋が儲かるという論法で言うならば、コモディティ価格が上がるということは日本の様な非資源国は外国により高い価格を払って商品を買うことになり、オーストラリアのような資源国はより多くの外貨を受け取ることでリッチになるということだ。
ということは益々オーストラリアからのスキーヤーが増えそうだということになる。
日本で資源高を嘆くより、オーストラリア人やその他の国のスキー愛好家を誘致するプロジェクトを推進する方が良いかもしれない。それが日本の数少ない天然資源を世界に売り出すことだろう。
そんなプロジェクトがあれば私もお手伝いしたいと思っている。

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八方からの絶景をお届け

2008年03月02日 | 

週末白馬八方でスキー三昧だった。土曜日は終日雪だったが、今日日曜日は大体晴。雲の切れ間を見つけては、後立山の名峰を写真に収めた。

最初は雲の切れ間に浮かぶ不帰ノ険だ。

Kaerazu2

後立山の山々は急峻でヒマラヤ襞のような襞をつけるので雪景色は美しい。次が鹿島槍ヶ岳。

Kasimayari

この北峰と南峰の間の尾根に緊張感があって美しい山だ。

リフトの最高点には多くの人が集まり、白馬三山の優雅な姿を堪能していた。

Siroumasanzan

左が白馬鑓け岳、中央は杓子岳、右が白馬岳だ。リフトの終点からは見ることが出来ないが、八方尾根の先には唐松岳がある。その唐松岳に向かって何人かの登山者が登っていくのが見えた。今日私は写真を撮るため、一眼レフと交換レンズを入れたリュックサックを担いでいた。リフトの終点で見知らぬ人から「これから登山ですか?」と声をかけられた。「いいえ、今日は写真とスキーです」と私。ふとこの青い空の極みに向けて登って行きたいという思いが募った。雪の後立山は痛いほどに美しい。

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白馬八方を堪能する

2008年03月01日 | スポーツ

昨日(金曜日)から八方スキー場に来ている。このブログはロッジのパソコンでエントリーしている。自分のパソコン以外からブログを書くことはほとんど無いが、ちょっと時間があるのでスキーの印象など書いてみよう。

昨日は素晴らしい晴天で、スキー場の一番上から白馬三山や五竜岳、鹿島槍ヶ岳など後立山の名峰が痛いほどくっきりと見えた。しかも平日なのでスキー場はガラガラ。一緒に来ているN氏は山岳部の後輩で今もマラソンやスキーにはまっているスポーツマン、もう一人はこれまた富士山を走って登るスポーツウーマンのKさん。二人とも足腰がしっかりしているてガンガン滑りまくるので付き合っていると太ももやお尻の筋肉がパンパンになってしまった。

泊まっているロッジは和田の森にあるテリーという小さなロッジだが、マスターが気さくな人で楽しい。晩飯はロッジの中の洋風居酒屋「どんぐり」で酒を飲みながら始まっていく。外国の若い男が一人ぼそっとビールを飲んでいたので「こっち来いよ」と誘った。聞くと24歳のオーストラリア人でスノーボードやサーフボードの販売をしているとのこと。今回はバケーションで日本にスノーボードをやりにきたとのこと。やがてマスターも酒盛りに参加。このマスターはとても英語が上手だ。新聞を通じてオーストラリア人等外国人が北海道や信州にスキーやスノーボードを楽しみに来ていることは知っていたが、実際スキー場やロッジには外人が多い。勢いホテルやロッジのマスターも英会話力が必要になるのだろう。

ところで酒盛りは延々と続き、熱燗に続いて焼酎紅乙女の一升瓶を空けるという具合に飲み過ぎてしまった。

今日は昨夜遅くロッジに到着した後発組と一緒にスキーに出かけたが、雪が降り続くあいにくのコンディションだった。それよりも何よりも私は昨日酒は残るは筋肉痛は残るはですっかり草臥れてしまった。そんなことで一足先にスキーを切り上げ、テリーに戻り温泉に浸った後、このブログを書いている次第だ。

とマスターが後から「紅乙女なくなるといけないから、買ってきました!」と元気な声をかけてくれた。スキーも酒も本当に堪能する白馬八方・和田の森のひと時である。

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