福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

そよ風のバラード

2009年01月24日 |   〇芸能・スポーツ

2008年末のプサン訪問の際、「ヲタク」はナンポ(南浦)洞のCD
ショップで、7-80年代のポップのヒット曲を集めた2枚組のCD
購入した。


△7-80年代のポップ・ヒット曲集(写真右)

福岡に戻って自家用車のカーステレオで聴きながら気づいた
ことだが、そのCDには日本では全くヒットしなかった
「Seasons In The Sun」(邦題:そよ風のバラード)も入っていた。

この曲は韓国では広く愛されているポップの名曲だ。

「ヲタク」が初めてこの曲を聴いたのは、韓国で人気の高い
ウエストライフ(WestLife)のカバー曲(1999年)を通じてだった。

死に行く少年の気持ちが歌われているこの曲の調べは、歌詞の
世界とは裏腹に実に甘美で軽快だ。

この曲を聴くと、中年「ヲタク」の沈みがちな気持ちも、いくらか
軽く楽になってくる気がする。

ところで、「ヲタク」はウエストライフのカバー曲より、1974年に
テリー・ジャックスが歌った曲の方がはるかに好きだ。彼の歌には
何とも言えない味がある。それに彼の方が繊細な少年の気持ちを
うまく表現しているように思える。


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Seasons In The Sun     テリー・ジャックス(1974)

Seasons In The Sun     ウエストライフ(1999)


(終わり)


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KBS労組の休暇闘争

2009年01月24日 |  〇文化・歴史


△「不当処分を撤回せよ」「放送の独立を守れ」(ニューシス 1月21日)

前回、紹介したKBS問題の続報になる。

経営陣の前労組幹部らに対する解雇を含む懲戒処分に反発し
22日から一斉休暇に入ったKBSの記者やプロデューサーの数は、
1000人を超えているとのこと。

関連報道を詳しく読んだわけではないが、KBS労組としては、
当面、全面ストではなく集団休暇という形での処分撤回闘争を
進めて行くようだ。

今回の休暇闘争には、時の政治権力から「放送の独立」を
守ろうとする意味も含まれている。

KBS労組にエールを送る意味で、ソウル新聞の記事を翻訳練習
してみた。

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■KBS 기자·PD 1000명 집단휴가
KBS、記者・プロデューサー1000人集団休暇
(ソウル新聞 1月23日)

KBS 노동조합이 지난해 이병순 사장의 취임에 반대
했다는 이유로 조합의 전 간부들이 사측으로부터
중징계를 받은데 반발해 22일부터 집단 휴가에
들어갔다. 앞서 KBS 노조는 22~23일 이틀동안
휴가를 내 사실상 제작을 거부하기로 결정했다.
KBS労働組合は、経営陣が昨年のイ・ビョンスン社長就任に
反対した労組の前執行部らに解雇を含む懲戒処分を下した
ことに反発し、22日から集団休暇に突入した。KBS労組は、
22~23日の2日間、集団休暇を取り、事実上、制作を拒否
することを先日、決定していた。

KBS 기자협회와 PD협회는 이날 “기자는 500여명의
회원 가운데 간부와 해외특파원을 제외한 350여명,
PD는 900여명 가운데 간부급을 제외한 700여명이
집단 휴가에 참여했다.”고 밝혔다.
KBS記者協会とプロデューサー協会はこの日、「記者は
約500人の会員中、幹部クラスや海外特派員を除く
約350人、プロデューサーは約900人中、幹部クラスを
除く約700人が集団休暇闘争に加わった
」と発表した。

하지만 집단 휴가에도 KBS의 주요 프로그램은 큰
차질 없이 평소처럼 방송됐다.
しかし、集団休暇が始まった22日、KBSの主要番組は
大きな混乱なく通常通り放送された。

(終わり)



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