2008年末のプサン訪問の際、「ヲタク」はナンポ(南浦)洞のCD
ショップで、7-80年代のポップのヒット曲を集めた2枚組のCDを
購入した。
△7-80年代のポップ・ヒット曲集(写真右)
福岡に戻って自家用車のカーステレオで聴きながら気づいた
ことだが、そのCDには日本では全くヒットしなかった
「Seasons In The Sun」(邦題:そよ風のバラード)も入っていた。
この曲は韓国では広く愛されているポップの名曲だ。
「ヲタク」が初めてこの曲を聴いたのは、韓国で人気の高い
ウエストライフ(WestLife)のカバー曲(1999年)を通じてだった。
死に行く少年の気持ちが歌われているこの曲の調べは、歌詞の
世界とは裏腹に実に甘美で軽快だ。
この曲を聴くと、中年「ヲタク」の沈みがちな気持ちも、いくらか
軽く楽になってくる気がする。
ところで、「ヲタク」はウエストライフのカバー曲より、1974年に
テリー・ジャックスが歌った曲の方がはるかに好きだ。彼の歌には
何とも言えない味がある。それに彼の方が繊細な少年の気持ちを
うまく表現しているように思える。
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□ Seasons In The Sun テリー・ジャックス(1974)
□ Seasons In The Sun ウエストライフ(1999)
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)