高知の仁淀川では鯉のぼりが川の中を泳いでいます(→高知新聞の記事)
謄写版の印刷機を処分しました。再度の引っ越しにともなう荷物減らしの一環。
この印刷機は自分で製作したもの。大学1年の時、SFファンジンを印刷するため、木で台と枠を造り、シルクスクリーンを張って謄写原紙を取り付けられるようにしました。一時は、住んでいたボロアパートの名を冠した「清光印刷」なる印刷所を名乗っていたっけ。
何となく捨てがたくて今まで持っていたのですから、自分でもあきれる。ワープロを使い始めるまでは、お知らせ文を印刷する時に使っていたと思います。30年ほど前が最終使用だったか。
自前の印刷機なので、壊すのも簡単。金具を外し、木の枠をバラバラにして燃えるゴミに。ローラーやインクはそのまま燃えないゴミにしてしまいました。
後で、写真を撮っておけば良かったと思ったのですが、後のマツリ。記憶の中だけに保存することにします。
そろそろ〈遊歩人〉5月号が出まわっているかと思います。担当の新刊紹介欄で次の4冊を取り上げました――
- 井上昌次郎『眠る秘訣』(朝日新書)
- 伊藤汎監修『砂糖の文化誌―日本人と砂糖―』(八坂書房)
- 谷川健一『妣の国への旅』(日本経済新聞社)
- 児玉憲宗『尾道坂道書店事件簿』(本の雑誌社)