市瀬史(いちのせ・ふみと)さんの『「人工冬眠」への挑戦』(講談社ブルーバックス)の106ページにP・K・ディック『電気羊はアンドロイドの夢を見るか?』の原書写真が載っています。
どういう関係? と一瞬、迷いますが、節の小見出しが「冬眠中のクマは凍ったハチミツの夢を見るか」となっているのを見れば、なるほど、冬眠の話題との関連性がわかります。
どういう関係? と一瞬、迷いますが、節の小見出しが「冬眠中のクマは凍ったハチミツの夢を見るか」となっているのを見れば、なるほど、冬眠の話題との関連性がわかります。
しかし、わざわざディックの作品に言及するなんて、著者の市瀬さんはSFファンなのでしょうか。しかも、書影には「初版カバー」などと付記されていて、「これは持っているのを自慢しているのかな」などと思ったものでした。
でも、これはwikipediaの同作品の項目に載っている書影と同じ。たぶん、許可を得て載せさせてもらったのでしょうね。編集さんのしわざ?
いまどき「人工冬眠」? と、いぶかしる向きもあるかもしれませんが、この本を読むと冬眠には色々と驚異的な側面があるようなのです。かなり本気で研究がなされていて、市瀬さんは「間違いなく実現する」と断言しています。
人工冬眠には宇宙旅行以外の目的もあるんですよ。