惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

「楽」の起原

2011-10-01 21:14:59 | 音楽
 ガマガエル、今朝はもう鉢にはいませんでした。しかし、庭のどこかに潜んでいるはず。

 昼過ぎ、江戸川区葛西区民館まで出かけて「雅楽瑞鳳会」第19回発表演奏会。
 前回の演奏会を聴かせてもらい、楽しかったのでいそいそと出かけました。めったに聴く機会のない雅楽が無料で、というのも嬉しい。

 有名な「越天楽」や舞いも見せてくれた舞楽「蘭陵王」など5曲。なかなか違いがわかりませんが、聴いていると実に良い気分になります。体に合っているのかも。

Taiko1110_2 指導の三田徳明先生の解説も素晴らしい。
 今日は楽器の紹介がありましたが、写真の「雅太鼓」――あるいは「楽(がく)太鼓」――の説明に「ふーん」とうなずきました。

 三田先生の説明によると、この太鼓が「楽」という漢字のもとになっているのだそうです。
 「楽」の字の「白」の部分が太鼓本体と上の火焔飾り(これがあるので「火焔太鼓」とも)。両側に吊るした撥がチョンチョンの部分。下の台が「木」の部分。
 なるほど、言われると実にそのとおり。手元の漢和辞典には別の起源が説明してありますが、今日の三田先生の説の方がすんなり呑みこめます。

Clouds1110a ステレオグラムは今日の夕空。
 前にも書きましたが、こうして奥行きを強調すると雲の高さの違いがはっきりして面白い。
 今日は三日月もきれいでしたが、この写真には写っていません。