朝、庭の木の枝にメジロのつがいが来ていました。季節が秋から冬へ向かっていることを感じます。
今日のステレオグラムはウリクサ。畦道や、やや湿り気のある草原で普通に見られる背の低い雑草です。ゴマノハグサ科の一年草。
唇型の花冠の「下唇」が大きく3つに分かれています。中に覗いている器官はメシベの先(柱頭)でしょうか。下に見えているのがオシベのようです。
春のキュウリグサは、揉むとキュウリの匂いがするということから名づけられていますが、このウリクサは果実の形がマクワウリに似ているのだそうです。
といっても、花の幅が5ミリぐらいしかありませんから、実もすごく小さなマクワウリということになります。いちど見てみなくては。