朝、2階の寝室から居間に下りて少しすると、家の人が「猫!」と叫んで、窓の外を指差しました。
見ると、灰色の猫が庭木に登り、シジュウカラが子育て中の巣箱に、手(前肢)をかけようとしています。
実は、一昨日の夕方も、同じ猫が枝に上り、巣箱を見ていたのです。
必死で追い払ったことでしたが、その時、このままでは小鳥が危ないと思い、100円ショップへ走って、トゲトゲの猫よけマットを買ってきました。そして、それを庭木への進入路にあたるブロック塀の上に設置したのです。
効き目はなかったのか?
今朝、追い払った際に猫が逃げるルートを見ていると、ブロック塀の別の場所を通っていました。塀には高低差があり、木の枝には高いところが近いので、そこにだけトゲトゲを置いてあります。
低い部分にもトゲトゲを置かなくてはならないのか!
しかし、100円ショップが開店する時間を待っている余裕はありません。
そこで思いついたのが、山椒の枝。あれには痛いトゲがいっぱい生えています。
さいわい我が家には山椒の木があり、この季節、新しい枝がぐんぐん伸びています。
あれを取って、塀の上に置いてみよう。
ということで、切り取った枝から葉を取り除き、トゲが剥き出しになるようにして塀の上に並べ、針金で押さえつけて固定しました。
これが効果的だったのかどうか。今日は、その後、猫は姿を見せませんでした。
シジュウカラの雛には、なんとか無事に巣立ってもらいたいものです。